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父のこと13 日活現代劇について

先日、1966年の日活現代劇の第1回の公演について書いたところ、多くの方が読んでくださり、たくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

今回は、当時のパンフレットの中から、日活の役員さんや俳優さんや原作者さんからの応援メッセージをいくつかをご紹介しようと思います。

パンフレットを読んでみると、当時の皆さんの思いが伝わってきます。
当時、俳優やスタッフの皆さんが、演技研究所を作り、毎日の撮影の合間に芝居の稽古をしていたようです。その様子が、江守清樹郎専務(当時)、二谷英明さん、吉永小百合さん、伊藤雄之助さんの文章から伺えます。




また、出演者への応援メッセージが熱いです。みなさん、お互いを尊重しあっていたのでしょう。





父がよく、「山根さん」という方の話を嬉しそうにしていたことを思い出します。多分この方のことじゃないかなと思います山根啓司取締役撮影所長。


そして、「袴垂れはどこだ」の原作者、福田善之さんからのメッセージです。


当時、娯楽が映画からテレビに移っていく過渡期でしたので、日本の映画界も厳しい状態にあり、なんとか新しい道を模索しようとしていたのだと思います。

父も1970年ごろだったと思いますが、日活をやめ、活躍の場をテレビにうつしていきます。最後はまた映画に帰ってくるのですがね。







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