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寄り道して、癒やされる

今年の桜の開花は、平年より5日ほど遅れているようです。
もちろん場所によって、多少の違いはありますが・・・

桜が咲くこの季節、結構 好きなんです。
会社へ向かう通勤路、桜の木が並ぶスポットが数か所あって、
今年も3月に入ってからずっと気にしていました。

『いつ咲くのだろう』って。


先日の日曜日、車のタイヤ交換に出かけた時に
横目で桜の木を見る。
すごくきれいに咲いていたのですが、
人の数も多く、写真を撮るにも邪魔になってしまう。
そんな感じだったので、車を停めずにそのまま過ぎ去りました。

そして翌日。
朝の通勤時に寄り道をすることに決めました。

最初に行った場所は鼻高展望花の丘
(別名 アンの丘 ※訳あって勝手にそう呼んでいます)
ここは高崎市を見下ろせる鼻高町の丘の上にあって、
一年を通して色とりどりの花が咲きます
そして、上毛三山を見渡す素晴らしい景観も楽しめます。

写真は月曜日(4月8日)の朝7時過ぎ。
色々な花が、素敵な色で咲いていました。

まだ時期には早いですが、ここのネモフィラはとてきれいなんです。
毎年、咲く時期になるとたくさんの方が訪れています。
来月、ネモフィラの写真を掲載しますね。

写真を撮り終わって駐車場へ戻り、車に乗る。
走ること10分。

次に向かった場所は乗附緑地
毎日、横目で観ていた桜のスポットです。
そして、毎年、写真を撮っているお気に入りの場所でもあります。

おすすめは桜並木。この角度が好きなんです。
どうですか? いい感じでしょ。

つい鼻歌を歌ってしまう。
そして歩いていると、桜の花が舞い落ちてくる。

道は歩くためよりも
春には むしろ 見るためにある
二人で歩いた この道も
舞い落ちる ピンクの花びらいっぱい
私が歩くたび はらはらと散る花びら
私が息をするたびに 心の中まで散る花びら
まるであいつと別れるまでの
数えきれない思い出を
ひとつづつなつかすむように
山国の遅い桜は散る

今は丸木橋もなく
川には釣人の姿もない
二人で歩いた この道も
いつの日か 花びらも散らなくなる
私が振りむくたびに はらはらと散る花びら
私が上をむくたびに ほほをかすめて散る花びら
まるであいつが桜のかげに
かくれているような ときめきを
やわらかく つつみ込む様に
山国の遅い桜は散る

詞)伊勢正三

なぜか桜を観ると、この歌を口ずさんでしまうんです。
なんとも癒やされる、優しい空間

いつ頃から、花を観ることが好きになったのだろう。
疲れた時に、つい寄り道してしまう。
たかが、5分、いつもの道からそれるだけの場所
されど、15分後には、心もカラダもリフレッシュ
そんな素敵な空間。

『自然っていいな』って、そう感じてしまうんです。

まだ、もう少しの間、
桜を見ることができますね。
みなさんも是非、お出掛けください。

日本にいて、桜の美しさと儚さを知る
日本人で良かった、と心から思う

今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。

ではまた。

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