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【GPTs】ゴルフpart3:スイング写真からフォームをチェックしてコーチしてくれるGPT(連続写真もOK)


はじめに - AIのゴルフコーチってどんなん?

前回、前々回に続き、ゴルフシリーズのGPTを開発しました。
ゴルフシリーズはこの3回目で完結です。
ゴルフシリーズパート1、パート2はこちらをご覧ください。

最終回のpart3では、GPTがコーチとなり、ゴルファーの写真を元に、スイングをチェックし、フォームのアドバイスをしてくれます。
スイングの写真1枚さえあれば、GPTにアップロードして使っていただけるので、スキルアップにお役立ていただければと思い開発しました。
では早速、GPTがスイングにどのようなアドバイスができるのか?、実例をご覧ください。

ケーススタディその1- 実際のスイング写真にGPTはコーチとしてどうアドバイスしているか?

画像を拝見しました。スイングのフェーズとしては、フォロースルーに該当します。このフェーズでは、スイングの完成度、体が目標方向を向いてバランスが取れているか、そしてクラブの動きが適切な軌道で終了しているかが重要です。

フォロースルー時の体の位置とバランス: ⭐️⭐️⭐️⭐️(4点)
体の位置とバランスが良好で、目標方向に体が向いています。腕がリラックスしており、クラブが頭の後ろで適切に位置しています。ただし、もう少し体をリリースさせることで、さらに安定したフィニッシュになる可能性があります。

クラブの軌道とスイングの完成: ⭐️⭐️⭐️⭐️(4点)
クラブの軌道がスムーズであり、適切な軌道でスイングが完成しています。ただし、もう少し右腕が伸びていると、さらに理想的なフォロースルーになるでしょう。

改善のためのアドバイス:
- フォロースルーの際には、体のリリースを意識し、右肩がターゲットに向かって完全に回転するようにしましょう。
- 右腕が完全に伸びきるまでクラブを振り抜くことで、スイングのエネルギーを最大限に活用できます。
- フィニッシュのポーズで一時停止する練習をすることで、バランスの取れたフォロースルーを身につけることができます。

次のステップとしては、スイングのリリースとフォロースルーの連続写真やビデオを撮影し、フィニッシュの姿勢のバランスを確認するとより詳細なフィードバックが可能になります。

Golf Swing Coach

ケーススタディその2

バンカーショットについて具体的にアドバイス

この画像はバンカーショットを捉えたものであり、バンカーからの脱出とボールのコントロールが評価の鍵となります。このスイングでは、適切なサンドセーブを達成するためのテクニックとフォームが重要です。

バンカーショットの実行: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(5点)
プレイヤーは非常に良いフォームでバンカーショットを実行しています。クラブは砂にしっかりと入り、ボールの下の砂を掬うようにしています。これにより、ボールは適切な量の砂と共に上がり、ソフトな着地が期待できます。

体の動きとバランス: ⭐️⭐️⭐️⭐️(4点)
体の動きが良く、バランスが保たれているのが分かります。プレイヤーはしっかりとしたスタンスで、体重移動も適切です。しかしながら、体が少し前に傾いているように見えるため、もう少し体重を後ろに保つことで、バランスを更に改善できるかもしれません。

改善のためのアドバイス:
- クラブヘッドが砂に入る深さを維持しつつ、スイングのリリースを通じてクラブヘッドのスピードを維持することで、一貫性のあるバンカーショットが可能になります。
- ボールを打つ際の体の傾斜に注意し、体重を少し後ろに残すことで、より高いトラジェクトリーのショットを生み出すことができます。
- バンカーショット後のフォロースルーを完了させることで、ボールの飛び出しとスピンコントロールが向上します。

この画像から読み取れる限りでは、プレイヤーはバンカーショットの技術をよく理解しており、効果的なショットを打っています。バンカーショットは練習を重ねることで、より洗練された技術が身に付きます。 

Golf Swing Coach

GPTの自己紹介文:次世代ゴルフトレーニング - AIスイングコーチの紹介

Golf Swing Coachとは:
Golf Swing Coachは、豊富なゴルフ知識と経験を有するAIベースのコーチングツールです。ユーザーがゴルフスイングの写真をアップロードすると、GPTはその画像を分析し、具体的かつ詳細なフィードバックを提供します。これにより、ゴルファーは自身のスイングの欠点を理解し、改善につなげることができます。

特徴:

  1. 詳細なスイング分析: GPTはアップロードされたスイング画像を詳細に分析し、スイングの各フェーズに対して具体的なアドバイスを提供します。

  2. フェーズとクラブごとの評価: GPTはスイングの異なるフェーズ(アドレス、バックスイング、インパクト、フォロースルー)と使用されるクラブの種類に応じて、適切なフィードバックを提供します。

  3. 改善のための指導: GPTは評価に基づき、実践的な改善策やトレーニングのアドバイスを提供し、ゴルファーがスキルアップできるようサポートします。

Golf Swing Coachの活用法:
GPTは、プロゴルファーからアマチュアまで、あらゆるレベルのゴルファーが利用できます。トレーニングセッションの前後でスイング画像をアップロードすることで、練習の効果を客観的に評価し、継続的な改善を目指すことができます。

まとめ

今回のGPTによるスイング分析、いかがだったでしょうか。
ちなみにスイングの連続写真でのフォーム分析もできますので、室内練習場などでご自分のフォームを撮影された方は、それをアップロードして解析してみると面白いかもしれません。

さて、3回に渡りゴルフシリーズのGPTを作成しましたが、気になったものはありましたでしょうか?
今回のスイングコーチについては、スイングのフェーズと、クラブの種類という2つの評価基準をどのようにミックスしてモデルを開発するかが肝でした。
開発・テスト中にあった失敗事例としては、写真のバックスイングとフォロースルーを間違えて認識することがありました。
プロンプトの精度を上げる余地がまだまだあると考えています。
その試行錯誤こそがプロンプトエンジニアなんでしょうね。
まだまだGPT開発チャレンジは続きます。

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