2023年を振り返って
お疲れ様です。よしPです。
普段は、名古屋でエンジニアとして生計を立てている学生です。
気づけばもう2023年もおわりますね。
この記事では、自分の備忘録として、エンジニア学生ライフの2023年をゆっくり振り返る内容にします。
ご興味のある方はご一読いただければ幸いです。
1月
2023年1月は、今思うとだいぶ暇してましたね笑
テスト期間ではありましたが、大学の講義自体も終わっているので時間はかなりあったと思います。
2022年にCODEGYM Academyというオンラインのプログラミングスクールに通っていたのですが、卒業後にチューターとしてアルバイトしていたので、暇な時はずっとコーディングしていました。
2月
少し早めですが、私の就活がスタートしました。
私は当初はIT系ベンチャー志望でしたので、本選考も3年の10月あたりからスタートする企業がかなり多いです。
それを見越してこのタイミングから動き出してたのは今振り返ってもかなりよかったと思います。
今でも鮮明に覚えているのですが、一番最初に選考エントリーが開始されたのは株式会社CARTA HOLDINGSさんのTreasureというサマーインターンシップです。最初に「25卒対象!」という字面を見た時は「ついに就活はじまるのか〜」と思いましたね笑
そして、人生最初の面接・・・・・・
終わった後に「落ちた〜〜〜〜」って思いましたね笑
事前にGitHubのURLを求められて、当日に自分の書いたソースコードを説明していたのですが、書いたソースコードが1年前のものだったので内容を全然覚えてない笑
個人的に全く自信がなかったので落ちた覚悟をしていたのですが、その1, 2週間後に結果が届き、まさかの合格でした。。。ウソダロ…
後のFBでは、1年生から大学の講義外で個人開発を継続的にやっていたこと、そして"正直に受け答えしていた姿勢"がよかったといただきました。
この時、私は”素直になること”の重要性を学んだ気がします。
私のそれまでの就活のイメージは、事前準備を完璧にして、いかに自分を良く見せるかの勝負だと思っていましたが、素直になってありのままの自分を曝け出した方が気持ち的に楽だし、結果的にパフォーマンスも良くなった気がします。
(この時期にこれに気づけたことが後の就活においてかなり有利だったと思います。)
プライベートでは、推しの乃木坂46のライブに行ったり、友人とユニバに行ったり、スノボ合宿に行ってました。
3月
ここから結構忙しくなり、カレンダーも真っ赤になってました笑
サマーインターンシップの選考も本格化したり、長期インターンシップの選考も受けていたので、ほぼ毎日面接ばかりでした。
(カレンダー見返すと、1日に4社面接受けてた日があって当時の自分の体力に驚きましたね笑 )
今は到底無理ですね笑はい
そんな中で、先輩に誘われてハッカソンに出場しました。
当時の自分はハッカソン経験はあったのですが、実力不足を感じインプットに励んでいる期間でした。ただ、先輩に誘われたからには参加するしかない!! という気持ちでありがたく参加させていただくことになりました。
ハッカソンでは、人生ではじめてパフォーマンスチューニングに取り組みました。当初はGPT-3.5-Turboが登場する前だったので、レスポンスがかなり遅く、先輩たちも困っていました。
そこで、自分で類似単語の類推モデルなどを自作して途中に組み込んだりと、色々と試行錯誤していました。
最終的にピッチデイ2日前くらいにGPT-3.5-Turboが登場し、レスポンス速度がかなり改善されていました。。。結果、私の努力は水の泡になりました……
「まじかよ〜〜〜!!!GPT-3.5 Turboってなんだよ!!!」って怒ってましたね。かなり笑
ただ、今まで取り組んできたものを"素直に"伝えようということで、プレゼンできちんと供養しました。
結果。。。。。。。。。。。。。。。
まさかの副大賞…………なんかの間違いかと思いましたね笑
個人的には、パフォーマンス改善に取り組んでいたチームがあまりいなかったので、そこでうまく差別化ができたのかなっと思っています。
ただ、今思うと当初はAPMツールをまともに使用しておらず、ブラウザのDevツール等で計測していたのでかなりいい加減にやっていたな〜と思います。
これをキッカケに、パフォーマンス改善にも興味を持つようになり、インプット意欲がかなり増しました。
結果的に、後のサマーインターンシップの業務内容でもパフォーマンス改善に取り組んだり、かなり良い影響をもらいました。
このような貴重な体験を与えてくださった先輩方には感謝しかないです。
その後、別のハッカソンに参加したり、上記の件でかなりお世話になった先輩方も送別会を行いました〜
4月
新学期が始まる頃ですね。そう、3年生のはじまりです。
が、最初の1週間は講義をサボって沖縄に行ってました笑
(最後の最後まで春休み気分)
そして、私のエンジニアライフの大きな転換期でもありました。
そう、長期インターンの始まりです。
ありがたいことに複数社の企業さんから合格いただいたので、その中からweb系の上場企業とインフラ系のベンチャーの2社で長期インターンを始めました。
後に、その選択をした自分を後悔することになります………
そして、同時期にCARTAのTreasureに合格しました!!
大人気のサマーインターンだったのでめちゃくちゃに嬉しかったです!!
5月
サマーインターンの選考に少しずつ慣れてきた頃、株式会社サポーターズの技育博というエンジニア学生の大規模お祭りイベントにIdea×Techの渉外担当として参加しました。
詳細は以下の記事にまとめたのでぜひご覧ください〜
技育博を通して、エンジニア団体の課題感を共有できたのは自分にとってかなり有意義でした。
そして、長期インターンを始めて1ヶ月。
この頃から個人開発と実務開発のギャップをかなり感じるようになります。
個人開発は、自分のペースで実装できるので、極端に言えば甘えを出しやすい。
一方で、実務開発は開発に"責任"が伴うようになります。つまり、いい加減に実装できない、かつ、色々な視点で開発に取り組む必要が出てきます。よって、自分にとってプログラミンがかなり神経を使う作業になり、一時期コードを書くのが嫌になりました。
ただ、この挫折が自分をより強くした気がします。
6月
IT系ベンチャー就活イベントが徐々に増え始め、就活に明け暮れる毎日でした。
そんな中、ついに人生初のサマーインターンが始まりました。
最初はパーソルキャリア株式会社のSprintersという新規事業立案系の5daysインターンでした。(まさかの立案w)
もともと、事業立ち上げにも興味があったので、今後のキャリアで活かせればと思い、応募しました。
4人チームでしたが、まさかの同じチームに知り合いがいるという驚き展開でした笑
また、Treasureに参加予定の学生も多数いたので顔合わせもしました。
(ちなみに、サマーインターンあるあるですが、どこのサマーインターンに参加しても知っているメンツが増えていきます笑)
この頃から、長期インターン2社とサマーインターン、就活を同時並行していた自分の体に限界が来ます………
周りにはあまり言っていませんでしたが、鬱気味な毎日を過ごしていました。自然と大学の講義にも参加できなくなり、欠席を繰り返していました。
毎日生きるのが精一杯でしたね…
7月
サマーインターン選考も終わりに近づき、次第に体調も良くなってきました。
最終的に20社以上の選考は受けたと思います。
(ほんと自分でもよくやりよったなと今は思ってますね笑)
ありがたいことに複数社から合格をいただいたのですが、時期や技術スタックの問題で実際に参加したのは1/5くらいでした。
この段階で何十回も選考を受けたおかげで、面接に免疫がつき、気づいたら面接官との会話を楽しめるようになっていました。
それが本選考でもかなり活きたので、ほんとこの時に頑張って良かったなと思いました。
26卒以降の学生さんがご覧になっていたら、本選考の面接練習だと思ってサマーインターン選考を多めに受けておくとその後かなりに有利に働くのでオススメです。
そして、パーソルキャリアのSprintersも終わり、なんとまさかまさかのMVP兼MVGの2冠をいただけました!
最終週にアイデアを大きくピボットし、一時はどうなることやらと思いましたが、最後は気合の限界思考で押し切りました笑
最終的に形に残って良かったです!DJチームのみんなもありがとう!
8月
そして、大学のテスト週間が始まり、一時期鬱気味で欠席ばかりを繰り返していたので、見事に大敗しました。アハハハ
恐ろしいほど落単してましたね。アハハハ
そんなこんなで、ついに!CARTAのTreasureが始まりました!!
すべての思い出は下記の記事にまとめたのでぜひご覧ください〜
Treasureは3週間のプログラムだったのでほとんど8月はTreasureに捧げました。
プライベートでは、Treasureの前日に推しの乃木坂46のライブに行きました〜(舐めプすぎる)
9月
9月に入っても、サマーインターンで北九州に行ったりと全国各地を色々と回っていました。
GMOインターネットグループ株式会社では、ハッカソン形式のチーム開発、株式会社エイチームでは、短期の就業型インターンに参加しました。
エイチームでは、実際に長年運用している某サービスの課題点や問題を自分で洗い出し、実装しリリースまで行いました。
かなり裁量権が大きく、とても満足しました。
実際には、パフォーマンスチューニングとしてN+1問題の改修と軽くリファクタリングを行い、自分の書いたソースコードが大規模サービスの一部分としてリリースされたことに大きな嬉しさを感じました。
また、この頃からNagoya Boost10000という名古屋市が運営している起業家育成プログラムにも参加し、新規事業立ち上げのノウハウも学び始めました。
10月
そして、ついに就活の本選考が始まりました。
自分の場合はサマーインターンに参加していたのもあり、選考免除できる企業があったので、サマーインターン選考ほど辛くはなかったです。
ただ、久しぶりの選考だったので感覚を取り戻すのに少し時間がかかりました。
一方で、Nagoya Boostにもかなり時間を割きました。
社会人込みの6人チームを編成し、高齢者の社会貢献をテーマにしたアイデアを練り、競合調査やプロトタイプの開発に明け暮れる毎日でした。
11月
11月も就活は続き、ついに人生初の内定をいただきました。
2月から続けていたので、内心「やっとかぁ…」という気持ちでしたね笑
人生初の内定通知は、まさかの社内の電光掲示板にて知らされたので、粋な演出にめちゃくちゃ驚いたと同時に恥ずかしかったですね笑
その後、最終的に6社から内定をいただき、11月中にほぼほぼ就活を終えることができました。
夏のサマーインターン選考から何十回と(多分100回超えてるほど)面接や面談を繰り返していたので、最後の方は相手の聞きたいことや質問の意図、次に聞かれる質問が不思議なほど予想できるようになっていました。
(よくあるスポーツ選手の「ゾーンに入る」と近い感覚だったかもしれません。もはや競技w)
やはり、場数しか勝たんですね。。。
12月
ついに最終月ということで、色々な行事が過渡期に入りました。
そんな中、メルカリのハッカソンに参加することになりました。
web3がテーマでしたが、事前にインプットする時間がなく、仕方なく参加前日にSolidityを触り始めたら、気づけば朝日が昇っていました。アハハハ
このハッカソンは少し特殊でエントリー時点でPMかエンジニアを選択できました。
参加する前はさすがに1チームにPMは1人だろうなと思っていました。。。。。。
そしたら、まさかのPM3人、エンジニア2人。。。
えッッッッッッッ!?!?
驚きのあまり、言葉を失いましたね笑
ご想像できるように、Solidityも前日にインプットし始めた人間がいるにも関わらず2人。。。
案の定、過酷でした。精神的にも体力的にも過去史上最高に辛かったです。
最後の方は「最悪ぶっ倒れても誰か助けてくれるだろ」のマインドでやり切りました。
そして、、、、、、
ちゃんとぶっ倒れました笑笑
そして、過度なストレスの影響か、胃腸がかなりの炎症を起こしていたので、3日間点滴からの栄養補給で、断食状態でした。
3日後の病院食が美味すぎた。。。
無事に退院し、その4日後にまた東京に赴き、最終的に内定承諾を迷っていた2社のオフィスを見学させてもらいました。
CARTAさんのオフィスが虎ノ門に移転したばかりだったのでめちゃくちゃ綺麗でした。
そして、迷いに迷った末に、渋谷区にオフィスを構えるIT系のメガベンチャーに内定承諾しました。
2社さんとも、内定後も何回も何回も面談をセッティングしていただき、本当に感謝しかないです。
最終的に、事業領域の幅広さやプロジェクトの大小、自分がのめり込める環境かどうかで決定しました。自分は夢や野望、やりたい事があまりない人間なので、選定にとても苦労しました。
就活も終わり、時間に余裕が生まれたので、MatsuribaTechという東海のエンジニア学生コミュニティから形成される団体の運営に参画し、それに伴い、NPO法人のNxTENDの正会員になりました。
今後は、東海のエンジニア界隈を盛り上げる側の人間になりたいです。
来年の抱負
内定者インターンの枠獲得
カフェのDX案件
Nagoya Boostの事業をリリースまでいきたい
MatsuribaTechのイベント100名以上集客
新居決定
こんな調子で来年もゆる〜く頑張りたいですね笑
それでは、皆さん良いお年を!!