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介護分野における生産性向上について

厚生労働省のホームページに掲載されていることについて現場で働く視点から考えてみたいと思います。

1.「介護サービスにおける業務改善」の上位目的は介護サービスの質の向上。取組を通じ楽しい職場・働きやすい職場が実現し 介護で働く人のモチベーションが向上することにより、人材の定着・確保に繋がり、その結果、介護サービスの質の向上に結びつく考え。
2.業務改善の取組経験がない施設でも手軽に取り組みやすくする。
3.活動の流れや取組方法をステップ形式で説明し、先進事例や本事業で創出した事例を用いて解決のステップを紹介。
4.介護施設の事例には介護職以外の人材の活用例や介護ロボットの活用例も掲載。例えば、シルバー人材、見守り機器など。
5.課題のみえる化ツールとして「気づきシート」、「因果関係図」、「業務時間調査票」を紹介。
6.取組を「職場環境の整備」、「業務の明確化と役割分担(テクノロジーの活用)」、「情報共有の効率化」など7つに分類。

介護現場おける生産性向上を簡単に言いますと、10人で業務を回しているところを9人で回すことです。

少ない人数で大変な介護現場に役立つようガイドラインを出しますね。これを見て参考にしてね。ではなく、「働く人は減ってるから少ない人数で業務を回してね」というメッセージなのです。

このガイドランを作るのに億単位のお金がかかっています。冗談でなくマジなのです。

でも悲観することはありません。上に貼り付けてあるのは概要です。ホームページには本編(68ページ)があり参考になるデータがきれいにまとめられています。先を見通し行動することでこれから来る時代に備えることができます。

ちなみに私はスマート介護士について調べてみようかなと思います。

スマート介護士とは、介護ロボットやセンサーを活用して、介護の質の向上と効率化を図ることのできる介護士のことです。

要介護者は増えます。労働人口は減っていきます。これは変えれません。ではどうするか。

今後も”自分が”できることしていきたいなと思います。

#介護 #介護福祉士

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