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【ピンチ】夜勤の相方が夜勤中に体調不良で動けなくなった!どうする!?

真夜中というのか、朝方というのか…3:00のことです。
僕が仮眠している時に僕のスマホがブルブル震えてました。
最初は「ん!?気のせいかな」と思いましたが確実にブルブル震えていました。
画面を見ると夜勤の相方から着信が。

えっ寝過ごした!?

時間は焦って見れてない

と思い電話をとると夜勤相方から

めまいが酷くて動けないです

えっ!

あっ、はい。今から行きますね。



50人の利用者さんに対して夜勤者は2人です。仮眠は交互にとります。22:30〜1:30、1:30〜4:30です。今回は僕が1:30〜4:30で仮眠してました。



ここまでは平和な夜勤だったんです。とっても平穏な時間が流れておりました。
相方もそれまでは通常運転で仕事してたので「えっ!」というのが正直なところ。

仮眠室から相方がいるところへ合流。症状を確認。救急な対応は必要なし。立ち上がるとめまいがするので「これは無理やな」と秒で判断しました。相方は仮眠室で休んでもらう。それまではちょっと寝ぼけていましたがここでスイッチが入りましたね。

夜勤の仕事で一番濃縮されている(忙しい)のが5:30〜9:00の時間帯です。起床ケア→朝食準備・介助→排泄ケアがそこにギュッと詰まっています。
そのギュッとなる時間帯を1人で乗り切らないといけません。
他のフロアにもスタッフはいますが、そこはそこでがっつりフォローに来れるほどの余裕はありません。

ここで決めたことは1つ。

やらないことを決める

普段を100とすると60にするイメージです。後で出来ることは後に回します。朝食時間(7:30)はずらせないのでそこに向けて逆算し準備をします。

1人でやるしかないとスイッチが入っているので無駄なことはしません。
とにかく「転倒などの事故がないように」を心がけました。
Aさんは起床ケアした5分後にトイレにいくからその間にBさんを起床ケアしようと確実に「ゾーン」に入ってましたね。

7:30に早番が1人。8:00に宿直者1人がフォローに来てくれなんとか事故なく乗り切れました。
相方はというとめまいが止まず、かといって車を運転して帰るわけにもいかず。家族に迎えにきてもらい帰っていきました。

現場を20年近くやっているので今回のようなケースは初めてではありません。なので対応できて当たり前。後輩でも対応できるようにしていかないといけません。マニュアルを作ってもいいのですがどこまで参考にできるか。経験が一番なのですが、めったにあることじゃないのでそこが難しい。

対応できて当たり前と言いましたが

はぁ〜疲れたなぁ〜

腰がヤバい

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あとがき

大規模施設(利用者100人程度)だとスタッフが小規模施設(利用者30人程度)に比べて多めに配置されています。建物内に他のスタッフがいるだけで安心しますよね。地震の時は少ないスタッフで何を優先してやるべきかをそこで決めなければなりません。マニュアルはあるけどね。予想は超えてくることを想定しておくだけでもテンパリが少なく済むのかな。でも絶対に焦るよね。

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