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島の看護記録vol.39

本日は、とてもきれいな晴れ空でした。写真は今日の朝です。空がとても澄んでおり、気持ちの良い朝を迎えることができました。しかし、風が少し強く湿度も低かったため肌寒く感じました。

事務所で事務仕事をしていると島民の方々が立ち寄って話しかけてくれます。少しづつですが島の方たちに認知されてきており、寄り合い所みたいになってきています。良いことです。

今日は島の方に教えてもらった雑学を話したいと思います。

皆さんはみかんの房の数を気にしたことがありますか?正直、私は特に気にしたことがありません。笑 しかし、みかんの房の数を皮を剥かなくてもわかる方法があるというのです。話しを聞いていてそれは興味深いと思ったので紹介します。

結論からいうと、みかんのてっぺんのヘタの部分をちぎります。ちぎると細い放射線状の線が見えます。その数と房の数が一致するとのことでした。

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なぜかというと、これは「維管束」らしいです。小学生の理科の授業で習ったあの「維管束」です。「維管束」という言葉を久しぶりに聞きました。

房の正体は維管束のため、ヘタの小さな粒と房の数は一致します。また、みかんの房に付いている白いやつも維管束らしいです。よくみかんの白いところは栄養があるから剥かない方がいいと聞いたことはないでしょうか?それには根拠が実はあったのです。

「維管束」といのは、根から水分や養分を吸い上げる師管と道管が合わさったものを「維管束」言います。そのため、維管束には栄養が詰まっているようです。なので、みかんを食べるときは白いところも一緒に食べると良いみたいです。

これが本日聞いた豆知識です。みかんは冬にコタツで食べるくらいでそこまで意識したことがありません。しかし、島では主要産業です。島の方々はみかんやレモンなどの柑橘類への感謝がすさまじいです。この島の全盛期は山中みかんやレモンだらけだったそうです。今でこそ緑が多い場所ですが昔はオレンジと黄色ばかりだったそうです。その景色も見てみたいと思いました。現在は過疎化が進み農家さんも減少しています。こればっかりはしょうがないことです。

しかし、よくみかんなどをいただきますが本当に甘くておいしいです。柑橘の旬は冬です。これからは収穫時期ではないですが準備期間みたいです。柑橘を使ったお菓子やジャム、お酒など様々な商品があります。レモンの皮を使ったレモンジャムはとてもおいしいです。私は甘いものが苦手でジャムは食べません。この島に来て進められて食べてみましたが本当においしかったです。甘さは控えめで、程よく酸味があります。パンに付けるだけではなく、お湯に少し溶かして飲むと上品なレモンティーのようになります。

ジャムだけでも、使い方次第では色々な味わい方があります。そんな素晴らしい柑橘類に囲まれた島です。コロナウイルスが終息したら皆さんも是非、足を運んでいただけたらと思います。

それでは今日はこの辺で。

また、明日。

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