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島の看護記録vol.56

本日は曇り時々雨でした。
写真は事務所の前の道路に残る足跡です。なんの足跡かはわかりませんが乾く前に入ってしまい偶然できたものです。
島らしい道路です。

昨日はネガティブ日記でご迷惑をおかけしました。もうネガティブキャンペーンは終了しいつも通りになりました。定期的になにをやってもうまくいかないときってありますよね。この時期はいつ来るかはわかりませんが年に数回やってきます。そういう日は何をしても裏目に出ます。私たちの仕事は命と向き合う仕事なのでなるべく来ないことを祈っています。

来月に医療×AIについてプレゼンをする機会をもらったので資料を作成しているのですが、そもそもAIってなんなのかというところから勉強しています。私が発表するテーマはオンライン診療に関してです。皆さんはご存じかわかりませんが、もうすでにオンライン診療は始まっています。登録している医療機関は1000件を超えています。というか、人口1億人のこの国に医療施設が1000件以上あるのはどうなのかと思う気もしますが。
それは置いといて、厚生労働省もオンライン診療にはしっかりと明記しており2018年ころから始まっています。今回の新型コロナウイルスにおいて急速に発展していくことが予想されます。

しかし、オンライン診療に登録している医療施設はほとんどが都市部です。また、初診は対面でなければならない(例外は除く)ので結局は医師不足は解消されません。3密を避けることができても医療人材の不足はまだまだ時間がかかりそうです。日本の医療はとても不便です。患者さんには優しいかもしれませんが医療従事者にはきついです。とにかく手間な作業が多い。無駄が多い。これに限ります。オンライン診療にも影響が出ています。例えば患者の医療情報は医療機関から取り寄せないと基本的にはみれません。FAXなどです。いつも言ってますがもう令和です。オンライン上で共有できるようになってなければなりません。

これを話すとたまに情報漏洩の話しをする方がいます。マイナンバーカード時はすでにオンラインであり、今回の給付金だってオンラインでの手続きが優先されています。本当の個人情報はオンラインなのに医療情報がオンラインで共有できないのはおかしい。アメリカは何年も前から共有しています。この障壁を崩さないと円滑なオンライン診療は実現しません。調べれば調べるほど課題は山済みです。いろいろな情報が知れる今は都市部と地方の差はありません。さらに言うと人口が少なく町内会の人たちの協力を得られれば新しいことは進めていけます。

この島がオンライン診療のモデルケースになるのが私の今の目標です。コロナウイルスによるオンラインへの移行や都市部からの移住はチャンスになるかもしれません。不謹慎かと思う方もいるかもしれませんがこの現状をポジティブにとらえて組み立てていくほかありません。嘆いたり、後悔していてもなにも始まりません。少しづつですが歩んでいきたいと思います。

写真のように足跡を残してけるように努力していきます。

今日はこの辺で。

それではまた明日。


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