見出し画像

ワインテイスティングに思うこと SONO 1

こんにちは、よろしくお願いいたします。

今回はソムリエとワインとテイスティングについて書いてみたいと思います。

まず、レストランにおいてソムリエとは、を語る前にソムリエとは巷ではどんなイメージかと言うと。

だいたい私が職場のレストラン以外の場所で人と会いそれが初対面とかで自己紹介をする場合(最近はめったにこのシュチュエーションがなくなってしまいましたが。。。)

相手 「高橋さんはご職業は?」
私  「レストランで働いております。ソムリエをやっております。」
相手 「ソムリエさんなんですねー。じゃあワインは飲んだだけでどこのどのワインか当てちゃうんでしょ。すごい!」
私  「いえいえ、確かに大体の見当や品種を当てることは可能ですが、それも100発100中ではないですよー。笑(汗)」

こんな会話が非常に多いです。。ソムリエ=ブラインドテイスティングでバンバン当てる漫画のソムリエの佐竹城(私の愛読書です。これ読んでソムリエ目指してしまいました。)みたいなイメージが一般の方がソムリエに抱くイメージかと。

たしかにブラインドテイスティングは大事ですしソムリエというプロフェッショナルの醍醐味ではありますが、ソムリエとしてのテイスティングとはそのワインの分析をしそのワインをいつ、どこで(誰に)、どうやって提供していくかを見極めることかと思います。そのワインの色、香り、味わいを捉えた上でどのタイミングでどの料理とどんなグラスでどうサーブするかを考えるためにテイスティングをしています。

そもそも私的にはソムリエはワインの専門家ではなく、特にフランス料理のレストランではサービスチームの1ポジションに過ぎないと考えます。

お客様を入り口でご案内する人、料理のオーダーをとる人、料理を運ぶ人、料理をお客様にサービスする人などなど様々な業務の中の1つのワイン及び飲料をサービスする係であり本来はサービスの中心ではありません。あくまでも料理をメインとするレストランでは重要なポジションではありますがエースポジションではなくアシストをするほうかと。サッカーに例えるとサイドアタッカーかボランチあたりのポジション(この話は長くなるのでまた次回以降の投稿で。。)
ゆえにテイスティングはそのシュチュエーションにおいて適格なワインをサービスするもしくはお勧めするために、さらにその日の営業オペレーションがよりスムーズに進行できるために毎日やるものかと考えます。

次回は私のテイスティングのやり方などについての思うことをお話しますね。

ご意見等もおまちしております。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?