伝え方を工夫するだけで相手からの信頼は大きく変わる

こんばんは。ごーちゃんです。
今日もこのnoteを見てくださったみなさんありがとうございます。

前回の最後に書いたように、治療者向けのコンテンツを発信しようと思っていたのですが、

ここ最近あった出来事が自分にとっても振り返る必要があった、大事なことであるだなと思ったので、内容を変更して更新しました。

それは”伝え方の工夫”について。

僕が働いている病院では、入退院が激しいため、2日に一回は初めて関わる患者さん(新患さん)が多いです。

普段はだいたい新患さんを入れて、毎日約20人程度の入院している患者さんを担当しています。

気持ち的には自分が担当している全員の患者さんのリハビリをやりたいのですが、勤務時間内に毎日リハビリを行うのが、難しい日もあります。

なので、状態が良く自分で運動ができている患者さんを時にはお休みにしてしまうといったこともあります。

そんな中で、他の先生が担当している患者さんから、次のようなお話し
(クレーム)がありました。

・他の患者さんは40分とかやってくれるのに比べて自分のリハビリの時間は20分と時間が短い。
・午前午後とリハビリをやる人がいるのに、私はリハビリの頻度が少ない。

病院やクリニックで働く人は一度はこのような経験があるでしょうか?
また、病院に入院したことのある方はこのような感情を抱いたことがあるでしょうか?

病院に入院をしている以上、患者さんとしては、早く退院したいため、毎日リハビリをやって欲しいという気持ちがあると思います。

リハビリを実施する側としては、時間に関しては、患者さんによって病態が様々であるため、リハビリにかかる時間も人それぞれで変わってきます。

20分でよくなってしまう人もいれば、必要な場合はそれ以上に長い時間を かける必要がある人もいます。

そして時には、リハビリを休みにせざる負えない時もあるのは事実です。

そもそも、リハビリをする側が、時間が取れないから
”リハビリを休みにする”いうのは
本来はあってはいけないことではあると思います。


しかし、ここでこの話を聞いて僕が思ったことがあります。それは、

本当に患者さんはリハビリが受けたかったからそのような発言をしたのか?

ということです。

僕が思うのは、患者さんとうまくコミュニケーションが取れていなかった
のかなと思います。

もちろんリハビリも受けたかったという部分はあるかもしれませんが、患者さんの立場に立って考えてみると、

リハビリの頻度が少ないと退院できないんじゃないか?
歩けなくなってしまうんじゃないか?

といった不安があったのかなと思います。

僕自身、リハビリができない時の工夫として、

・顔を出して患者さんの状態を確認する。
・患者さんにリハビリの自主トレを伝えてやってもらう。
・きちんと説明をする

などといったことをしています。

きちんと相手のことを思って伝えれば、相手にもきっと伝わると思います。

もちろんそれには、伝え方であったり、相手が知りたいといった内容が含まれていないとダメだとは思いますが、これまで自分が担当した患者さんからクレームが来たことは一度もありません。

これは患者さんとセラピストに限ったことではなく、他の仕事でも同じことが言えると思います。

相手のことを思って、相手がどう思うかを考えて伝える



ということを考えさせられる一場面でした。
皆さんも役立つ何かがあれば幸いです。

ここまでみてくださりありがとうございました。

次回以降は、
リハビリをする上で自分が考えることや
自分がこれまでに培ってきた問診

について書いていきたいと思います。


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