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僕とは働くとは、ボクとは。

周りの皆はいつも僕にこれまでのことを聞いてくる。

ウン、僕だけのクソみたいな人生を謳歌していたよ?

胸を張ってそう言う、言える時代が来た。

自分が気づいていなかっただけで元々そうだったのだ。

クソだったのはいつも僕で、世界はいつも優しかった。

そのことに周りの皆が気づかせてくれたのだ、ありがとう。

***

約一年の充電期間を経て、僕は現在、早朝に数時間のみの仕事をしている。

それでもパートナーと二人で慎ましく暮らす分には余りある収入。

特に専門的な知識や体力も必要のない仕事。

現場では必ず特定の有資格者を配置しなければならないため、いくつかの必要な資格のすべてを偶然所有していた僕が採用となった。

その他、資格、経験、時間帯、収入、それらのすべての条件を満たすのは、その時点では日本中探してもきっと僕だけだっただろう。

「こんな求人あるわけないよな」

ずっとそう思っていた、でもそのまさかの仕事がある日突然、目の前に現れたのだ。

すべてを手放し、すべてを受け入れ、委ね始めてすぐのことだった。

そうして現在は、時間に追われることなくやりたいときに、やりたいことができるようになった。

本当は読みたいと思っていた本を読めるようになりました。
行ってみたい場所へ行きたいと思ったときに行けるようになりました。
これまで挑戦できなかったことのために学びたいと思っていたことを実際に始めることができました。

生まれてはじめて余りある豊かさの中を生きていると実感している日々。

なにそれ?底辺野郎とそう笑えばいい。

そうがどうした、そう言うあなたたちは僕のことを理解できないだけ。

されたいとも思わないし、そもそもそんなあなた達に興味なんてない。

僕にとって働くとは、本来の自分へと至る近道に他ならない。

僕は働くことを通して、よりボクになっていくのだ。

大半の人々がそんな人間としてごく基本的なことえもわからないまま生き、その不安から周りにマウントをとって一時の安寧を得ている。

自らの人生に抗うことによって、ますます本来の人生から遠のいているのだ。

そのことに気づいた僕は、その人々と共に生きてゆくことができなくなったけれど、でもより自分なるという自分本来の目標を得たのだ。

僕と同じ八百万の氷河期世代の人々へ

あきらめないでください。

僕のような人間にさえ思いもつかなかった現実が突然やってきました。

きっとこれからも色々なことが起こるでしょう。

一度コツを掴めば後は簡単なんです。

ですから決して自らを、バイブスを下げないでください。

その魂を振動させ続けてください。

クソなのは世界でも自分でもありません。

クソな体験を欲しているのは他でもない自分自身。

だからただそれを手放せばいいだけなのです。

自らに幸せになることを許可するだけなのです。

自分が愛する存在のためにも、今こそその力を開放してください。

きっとあなたには、これまで尋常でない量の負のエネルギーが溜まっているはずです。自らを赦すことで簡単にその力を正のエネルギーへと変換して使えるのですから。

これまでのクソッタレは、あなたがより高く飛ぶために自分で準備したジャンプ台です。

自分本来を生き始めたあなたの前に現れる出来事の中にこそ、あなたにとっての天職が隠されています。

その仕事を通じてますますあなたは本当の自分へと至るのです。

私たちにとっての働くとは本来そういうものなのです。

そしてその時はもう間もなくやってくるのです。

ツユ - くらべられっ子 (TUYU Remix) MV


著者プロフィール

私、ナスノの簡単な自己紹介となります。
惹かれたら是非ご覧ください。

いつも本当にありがとう。 これからも書くね。