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SC仕事のふりかえり?終


ふりかえり記事で、イベント編を書こうと思ったら、前回のブログ編とオープンラボの説明でおおよそカバーできてしまった気持ち。

他にも細かくは色々あります。イベントをした、記事をかいた、と形になるものも多いので、書き連ねません。ただ誰かと何か相談した、語り合った、というのもこの仕事で得た得難い成果として含めるべきことだと思っています。営業成績?のような視点では、評価されないのかもしれませんが、そちらも大事だと思っているし、概ね満足しています。
そして、自分の中に⤵︎のような視点を持てたことが、何よりの成果です。

科学コミュニケーターという聞いたこともない仕事について5年やってきました。科学コミュニケーションとは、みたいな議論は不毛なので、加わりたくはありませんが、こんな風に同僚から言われたのを覚えています。

私たちは今、ミュージアムで科学コミュニケーションをしている。あなたは、前職では前職の場所で、そこにいる人たちと科学コミュニケーションをしていたでしょ。

科学コミュニケーションっていうのは、科学館のような場所で、科学のことを易しく楽しく伝えるお仕事、Communication about Science ではなくて、それがどこであっても、科学的な視点を持って人と語り合う、Scientific Communication (サイエンティフィックの意味がいい加減だけど)なんだな、と理解できたことが、それから先の仕事の選び方、進め方に繋がったんだな、と思っています。

なんだかわからんが、科学で実験して見せたり、おしゃべりしたりするんでしょ、くらいの理解でこの仕事を選んで、これからどうしようかと思っていた自分としてはとてもよかったです。

注 先述の通り、科学コミュニケーションとは、科学コミュニケーターはかくあるべし、のような議論は不毛だと思っていますので、反論も賛意も要らないです。この一人の元SCの言葉を聞いて、自分はどう考えているかと考えられる人のことをあえて言うならSCと呼ぶのではないでしょうか。ただのポエムですが、そういう人たちの一助と思って書いている節があります。

さらば、科学コミュニケーターだった自分。
こんにちは、また新たな場所で科学コミュニケーションをする自分。

2021年7月追記
今現在、日本科学未来館HPに残っているが紹介出来ていない、残っていないので外部参照、の担当イベントのリンクを貼り連ねておこうと思います。当人の感想としては、全然残っていない…、いろいろやってたんだけどな、という感じです。


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