見出し画像

学生の時にやっておいた方がいいこと

社会福祉士、精神保健福祉士の採用に携わっていた頃、毎年多くの学生からあった質問の一つがこれでした。質問の意図、どんな経験をしてきたかによって伝えることも違っていましたが、どんなことを伝えていたか振り返って整理してみようと思います。

人それぞれ、答えはいくらでもある事なので、「こんな事もやっておくといい」とご意見あれば、是非教えて欲しいです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪


よく学び、よく遊ぶ

20歳前後の学生時代は2度と来ない。学生の時だからできることを楽しんでおく。サークル活動、バイト、旅行、好きなことを思いっきり。

これは、社会人になると自分の時間がなくなる、忙しくなる、自己研鑽も必要になる、遊べなくなる、そんな思考が働いているからですが、そもそもこの考え方を変えていく必要があるのかもしれないですね。でも、これがまだ現実ですね。

しっかり国家試験対策

合格してこその仕事。不合格になれば、1年間は無資格。場合によっては不採用。そうならないように、絶対合格するんだ!と勉強する。後悔しないように。

不合格で社会人になってから、国家試験に再度チャレンジしている人ももちろんいるけれど、仕事をしながらのチャレンジは思っている以上に大変で、合格率は低くなっている。何年もチャレンジしている人は、仕事は覚えてできることも増えるが、資格手当はつかないし、有資格者としての収入源になれないので、個人の収入がなかなか増えない。スキルアップの機会も減ってしまいますね。


社会参加を体験して、社会に慣れる

働く人、利用する人、環境、責任、など学生でなくなった時に、適応していくイメージを持つ機会は大事だと思います。いろんな人がいて、理不尽もあって、資格ではない社会人としての必要なスキルがあると肌で感じることは大切です。

◆アルバイトしてみる

アルバイトをする学生は多いですが、面接で話を聞くとアルバイトしない学生も意外に多くいました。学業に専念して成績は優秀でも、社会への適応力がないと成績の優秀さを活かせません。お金をもらって働く経験で、責任感を感じながら、ただお金をもらうバイト気分ではなく、雇用主が本採用したくなるくらい、必要なスキルを磨くことは、かなり役立つと思います。

◆電話に慣れる

ソーシャルワーカーは電話をよく使います。どこの誰かわからない人から、複雑な相談を電話で聞き取ることもよくあることです。会ったこともない人へ電話をかけたり、かかってきたり、取り次ぎをお願いしたり。仕事を始めてから慣れればいいことですが、想像以上に緊張して苦手意識を強める人もいるようです。
スマホ世代の知らない人と繋がる体験と、別次元のスキルですから、緊張する人が多いのも当然です。アルバイトなどで電話の受け応えなど経験しているだけでも違うと思います。

◆ボランティアしてみる

社会福祉系のゼミでボランティアを勧めていたり、ボランティアサークルで活動している学生もいます。人の役に立ちたいとか、友達と一緒に楽しみたいとかキッカケはなんでもいいです。そのボランティアがあることで何が違うのか、どんなことが求められているのか、どんな事ができたらいいと思うか、参加する姿勢で見える世界は違ってくるし視野が広がります。


研修やイベントに参加

就職を考えている業界や施設の、学生も参加できる研修やイベントに参加してみるのもいいですね。その業界、その施設でどんな事をやっているのかを自分の目で見れるのはいい機会です。また、就職相談会や職場見学会などもいい機会です。現場のソーシャルワーカーに直接会って質問できたり、知りたいことを知ることでモチベーションを高める機会にもなります。


他にもあると思うけど、コメントで教えてください(*^▽^*)

つらつらと書き出してみましたが、他にもあるよな・・いろんな意見があっていいよな・・と思いつつ、こういう事はいろんなご意見をいただけたら嬉しいな・・と♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ということで、ご意見コメント大歓迎です!よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?