楽器屋さんに行こう!大阪イケベ楽器店編
自ら出向くということはインディーズの頃から俺は当たり前にやっていたことで、THE★裏ワザやNSDP、mark muffinでもやっていたし、いつも信念と感謝の念を持ってやっている。
それが功を奏してか様々なご縁が生まれ、素晴らしい出会いがあり、そして今回、大阪は西心斎橋にある「イケベ楽器店」さんに大阪城ホール公演の告知ポスターを貼らせて頂けることになった。
という事で早速大阪へ出発。今回は贅沢して新幹線だ!
四ツ橋駅を出て辺りを見回す。
久しぶりだなぁ。心斎橋、アメ村…若い頃、俺にとっての大阪と言えばこの辺りなのだ。SOPHIAの前にやっていたDIE-ZW3Eというバンドの頃から心斎橋にはよく来ていたし、事務所に所属して初めてのボーナス5万円を、今は無きライヴハウスW’OHOLでのライヴ当日に手渡しで受取り、
心斎橋で行った打ち上げで財布ごと無くす
という忘れられない思い出の地でもある。
そういえば店を出た直後に財布を忘れたことに気付きすぐに戻ったのに、店員が「財布?見てないです」とトボケやがったんだよな。…ムカーっ!!思い出したらメチャクチャ腹が立ってきた!
四ツ橋駅を出て高架をくぐり、三角公園を右に見て最初の交差点を右折、すぐ左折し少し歩くと発見しました、赤い看板!
ワクワクする品ぞろえの店内の奥にあるエレベーターに乗り3階へ行く。扉が開くともう目の前がプレミアムベース。
こうなったら俺の“裏コード・フレンドリーモード”を発動させるしかない。
「今日はよろしくお願いします!」と店員さんお二方にお話を伺う。まず目に入ってきたのがミドルクラスの充実具合。エントリークラスから一歩進むと欲しくなるベースやエフェクターが楽しい。
その奥にまさかのアコースティックベース、エレアコベースの山。アコベをこんなに扱っているのはこれまで見たことがない。
積極的モード発動中の俺は店員さんとアコベあるあるでガンガン盛り上がり、かなり打ち解けたところで物凄い事実が判明。
なんとここにいる三人がサンダーバード使い!
こんな事ってある?という位の珍しい偶然だ。
これで俺の心の距離がゼロ距離まで縮まり、さらに盛り上がった。
フェンダーのベースを推していますと言いながらフェンダーを使っていない店員さんが好き過ぎます。
楽しい時間はあっという間で、ポスターを貼らせて頂きお店をあとにしました。
エントリークラスからハイエンドまで網羅しつつ、これからベース沼にハマっていく楽しさが詰まったお店でした。
突然の訪問にも関わらずご丁寧に対応してくださり、ありがとうございました。
楽器のプレイヤーである以上、死ぬまでお世話になるのが楽器屋さんである。これまで当たり前だった、「人とのコミュニケーション」に眉をひそめる人もいる昨今。マスクなしでは対面で喋ることも出来ず、何かに触るときには消毒をしなければならない。そこに追い打ちをかける様な情報過多の時代で、さらに通販で何でも買える時代。
そんな世の中でも手に取って、触って、喋って、音を出して、そこで初めて分かることがあると思うんだ。直接触れるから分かる事がたくさんある。
今度はアコベの試奏に行こうと思います!
みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。