吉岡有隆

吉岡有隆(ゆたか)です。 読了した本の感想と、それに付随する小話を中心と執筆しています…

吉岡有隆

吉岡有隆(ゆたか)です。 読了した本の感想と、それに付随する小話を中心と執筆しています。読了は小説、漫画問わず。たまに映画の感想も書くかもしれません。

最近の記事

「近畿地方のある場所について」を読みまして

 今回読了し紹介をするのは、背筋先生作の「近畿地方のある場所について」というホラー小説です。(発行元:KADOKAWA)  この小説は小説投稿サイト「カクヨム」上で有名になり書籍化された作品です。私もカクヨム上で最初拝読をさせていただき、その後書籍化された本を購入し再度拝読させていただきました。  本の表紙は不吉な赤い空を背景に「とある山」が描かれています。真ん中には何やら鳥居のような絵も描かれている。本の帯には「見つけてくださってありがとうございます。」の文字。一瞬この

    • 「ニューヨーク・ニューヨーク」を読みまして

       今回読了し紹介をするのは、羅川真里茂(らがわまりも)先生作の「ニューヨーク・ニューヨーク」という漫画です。  これは自作の小説の勉強の為にまず生まれて初めて読んだBL漫画です。X(Twitter)の私のフォロワーの方におすすめBLを紹介していただいたのがこの作品と出会ったきっかけです。BLと言ってもこの作品はとても奥が深く、女性だけではなく男性でも楽しめる作品だと思いました。  舞台はニューヨーク。ニューヨークの端にある「クリストファー・ストリート」と呼ばれるゲイ・ネイ

      • 「殺戮にいたる病」を読みまして

         note初投稿は、我孫子武丸先生作の「(新装版)殺戮にいたる病」を読んだ感想とします。  まず書店で本の帯を見た瞬間に、私は本書を購入しようと決意しました。  帯には「これを読まずにミステリーを語るなかれ。」という文字。  黒い背表紙に赤い髑髏のイラスト、赤文字でこの見出し。ミステリー小説を書くに辺り、まずは自分の小説を書く前にこの本を読んでおこうと思い購入しました。  新装版の帯の後ろに隠れてあった表紙には、頭部と腕を無くした白い女性の像。羽が生えているから天使だろう

      「近畿地方のある場所について」を読みまして