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【朗報】年金不安を解消する6つの真実。年金はコスパの良い保険!?

★★★こちらの記事はYouTubeチャンネル「のんびり税務」の内容を文字起こししたものです。ぜひ動画もご覧ください★★★ 


はい!みなさんこんにちは、のんです。

年金に関してはネガティブニュースが多いので漠然とした将来不安を抱えている方は多いと思います! 

不安になってしまう原因の一つは、分かりにくい年金制度にあります。  そこで、今回の動画では「分かりにくい年金」について、皆さんお悩みのポイントを分かりやすく解説していきます! 

まず最初に今回の動画の結論部分を先にお話すると 「年金制度は日本が破綻しない限りなくならない」そして「年金は意外にコスパの良い保険」ということです。最後まで動画を見て頂けたら、年金に関する漠然とした不安はきっとなくなります! 

今回のアジェンダとして

 ◆保険料の負担が増えすぎている心配を解消します!

 ◆年金の受給額が減っていく…保険料払うのは損なのでは?についての不安を解消します!

 ◆年金がなくならないワケをお話します 

◆受給額が減っていく問題について対策方法をお話します

 ◆生活保護は年金より本当にお得なのかをお話します

 ◆貯金じゃなくて年金の方がおすすめな理由をお話します 年金についての不安の1つが年金の保険料が年々上がってきているということです。

皆さんご存知のように日本は少子高齢化社会なので、高齢化が進めば進むほど現役世代の保険料の負担がどんどん増えてくる…と不安に思っている方は多くいると思います。 ただし保険料の負担は「マクロ経済スライド」によって無尽蔵に上がるということはありません。マクロ経済スライドを一言でいうと「賃金や物価が上がった分以上に、保険料を取られない」ということで、保険料の伸びを制限しています。なので、無尽蔵に保険料の負担が増えるということはありません。  

また、これも少子高齢化によって「将来の年金の受給金額がどんどん減っていく。年金の保険料は払うだけ損」という風潮もあります。 確かに、年金は、日本全体から集めたパイを、受給者に分配する形なので、受給者の割合が高くなると、貰える金額が少なくなります。簡単に言うと、貰う側の人が増えたら、一人当たりの貰える金額が減るということです。 なので、少子高齢化で、貰う側の人の割合が増え続ける「2060年」までは、貰える金額が減っていきます。2060年付近が、年金にとって一番厳しくなる時期です。2060年を過ぎると、年金受給側の人口も少なくなり、支える側と支えられる側の負担がとれてくるので2060年まで耐えきれるかどうかっていうのがめっちゃポイントです! 2060年まで耐えれるかどうかがポイントなので、国は2060年に向けて対策をしています。どういうものかと言うと私たちの年金の資金を、年金積立金管理運用独立法人(通称GPIF)というところが運用してます。このGPIF の運用金額は世界最大クラス!2018年末には約160兆円を保有し、年金と相性の良い長期分散投資によって、60兆円ほど増やしています。 年金積立金がこれほどある国は世界的に見ても稀で、日本が高齢化社会に備えてしっかり備えてきた証拠です。これを今後100年かけて、運用で増やした貯蓄を計画的に取り崩していくことで、2060年を乗り越えていこうということになります。 つまり「年金は保険料は上がりすぎず、そして受給額は下がりすぎず」の仕組みにあります。

また年金は日本がある限りなくなりません。 なぜかというと年金制度がもしなくなってしまったら、生活に困窮した高齢者が生活保護の受給を受けるようになるからです。そうなってしまったら国の財源が確保できなくなります。日本経済が破綻しない限りは、年金はなくなることはありません。 ただし、なくなることはありませんが、実質の受取金額は減っていきます。 しかし、これは以前の動画(老後2000万円問題の動画)でお話したとおり 「技術進歩のコストダウンの早さ」が「年金の受取金額の減少の早さ」を上回れば、受取金額が減っても、今まで以上のサービスを受けることが出来るようになります。例えば10年前に喫茶店で飲んでたコーヒーよりずっと安価な金額で今ではコンビニで質の高いコーヒーを飲むことが出来るようになりました。このように技術進歩によって未来は今より低コストで高サービスが受けれるようになると予想できます!

 ここまで現行の年金制度についてお話してきました。 年金を支払うのは義務なので、本来的には「払う」一択です。ただし国民年金は現実的には「払わない」選択をすることも可能です。実際に国民年金の支払い率は68.1%、免除猶予を含めた実質的な納付率は40.7%とのことでした。(2018年度)

 年金を支払わない方の中には「年金を払うのは無駄で、払わずに将来生活保護を受けたほうがお得」と考えている方が多い印象です。確かに年金の受取額より生活保護の金額のほうが多いですし、生活保護は医療費も無料なので、確かに金額面で考えるなら生活保護のほうがお得なのは明らかです。生活保護は自助→共助→公助と最終段階であることからもわかるように、生活保護でお金を得れる代わりとして資産や行動の制限が伴い自由が失われます。そして生活保護は確かに最後の砦として気持ちの安心材料として持っているのは良いと思うのですが、審査は年々厳格化してきています。このようなことからも、まずは年金制度を活用して、自分でなんとかできないか、もしくは仲間内でなんとかならないかと努力していくことが良いのではないかと思います。  

次に「なぜ貯金ではなくて年金の方が良いのか」についてなのですが。 これは簡単に言うと「年金の方が必要な老後資金を少なくなるから」です。意外に盲点だと思うのですが、年金がなければ、死ぬ直前であっても多くのお金が必要です。 どういうことかと言うと、皆さん自分がいつ死ぬかなんて分かりませんよね。例えば自分は80歳まで生きると思って80歳まで生活が出来る貯金があったとしても実際は100歳まで生きた場合、残り20年分の生活にかかるお金がないわけです。年金制度がないなら死ぬ直前までいつまで生きるか分からないので、死ぬ直前は多くのお金がを持っている状態じゃないといけないということです! だから年金は、いわゆる保険として、老後資金のリスクを軽減することにつながるので最終的に必要な老後資金を少なくすることができる制度になっています。 また年金というと老後年金が一般的なのですが、一定の障害状態になった場合にもらえる「障害年金」や死亡時に遺族が受け取れる「遺族年金」などもあります。このようなことからもしものときに助けになる「保険機能」も持っています。  

今回は、みなさんがなんとなく不安に思っている年金制度について、年金はなくならない、そして年金はコスパ良い保険ということをお話しました。 

とはいうものの、やはり余裕ある生活をするには、資産はあるに越したことがないので、iDeCoや副業などを上手く活用しながら、資産を増やしていく自助努力はして行くべきだと思います。  

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