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どうやって読書速度を上げるか?

昨日、このポストをしたので少しだけこの内容を深掘りしたことを書き記そうと思います。
気軽に書いていますので、内容薄そうと思ったら読み飛ばしていただいて構いません。
最初に言っておきますが、この内容はWebライターを否定している訳でも、蔑んでいる訳でもありません。(私自身Webライターだからです)
Webライターの方に役立てば嬉しいです。

プロとの違い



自分はWebライターをしていて、ふと疑問に思うことは文書のプロとWebライターの違いです。
どこが違うのか?

一言で言えば、「洗練された文章が書けるかどうか」でしょう。

実際私もクライアント様相手にレギュレーションに従ってWebライターとして仕事をしております。
Webライターはクライアント様のために記事を執筆します。
クライアント様が満足のいく文章を作っていくことで、ウェブ上での宣伝効果をもたらし売上を上げる手助けができます。

一方で文書のプロ、小説家等はゼロからストーリーを生み出し文章を作ります。
小説家として大成するためには、まず面白いストーリーを考えなければなりません。
それでいて、そのストーリーをきちんと伝えられる文章を書ける必要があります。

この違いが何を意味するのか?


文章のプロは、思考量が絶対的に必要になります。
なぜなら、文章だけを人を引き寄せる方法として使っているからです。
実際にゼロから読んでもらうところにも大きなハードルがありますが、読んでもらったら面白いと感じてもらわなければなりません。
自身の影響力とかインフルエンスなどの方法は使いません。
文章だけに特化しています。
人はどういう文章に魅せられるのか、どういう文章なら意図が伝わるのか、常に考えています。

一方でWebライターは様々な関節仕組みを使用できます。
それこそ、クライアント様の会社のネームバリューも使えます。
指定のキーワードから、競合他社の宣伝方法もわかるでしょう。
クライアント様のレギュレーションに従って記事を書くので、文章のディティールなど考える必要がありません。
逆にWebライターが独自の見解を記事に盛り込むなら、クライアント様に迷惑になります。

洗練された文章を読む必要性が異なる


文章のプロは常に洗練された文章について考えているので、ベストセラーの本や有名な小説家の本を読みたいと思うはずです。
なぜなら、大衆にどういった点や書き方が受け入れられたのかを特に知りたいからです。
大衆がお金を払ってまでその本を買いたいと思った理由をとにかく考えています。
そして自分が作る文章にも、そのエッセンスを取り込みつつ、苦悩しながらストーリーとそれを伝える文章を考えます。

ではWebライターは洗練された文章が必要でしょうか?
もちろん人に影響を与える文章が書けるに越したことはありません。
しかし、それよりも同じキーワードで検索されている上位記事がどういう構成で作られているかの方が重要でしょう。
大衆に受けた文章というよりは、限られたニーズの中で上位にある記事を探す方が優先されます。
しかもそれは無料で閲覧できるインターネットの中での話です。

両者の取り組む内容の違いによって洗練された文章を読む必要性が異なるのです。

どうやって読書速度を上げるか?


その答えはどうやって洗練された文章を読む必要性を感じるかとも言います。
それは、自分の好きな分野のよく売れた本を読むようにする方法です。

当たり前と言えば当たり前なんですが、自分の好きな分野は予備知識が多い利点があります。
この利点は、初めて読んでも深く理解できるのに役立ちます。
だから内容の濃さを自然と体感できるようになるでしょう。

私は成田悠輔さんが好きです。(炎上したいわけではありません笑)
だから22世紀の民主主義を読んでも、日経テレ東大学で話していた内容とリンクする部分が多いので理解しやすいです。(きっと予備知識なしで初めて読んだら内容もチンプンカンプンだと思います)
それでもあの本を読めば、成田さんの個性や視座や言葉の選び方の上手さも伝わります。
難解な内容でも平易に伝わる文章も見れます。

これはあくまで筆者の一例ですが、同じことは読んでくださっている方の内面で起こるはずです。
自分の好きな分野のよく売れた本を興味本位で見てみると意外と楽しいですし、理解も深くなるのでいいこと尽くしです。
結論として、自分の好きな分野のよく売れた本を読めば、読む速度も必然的に上がります

これが昨日のポストの深掘りでした。
Webライターだけでなく、読書速度で悩んでる方に役立てば嬉しいです。

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