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blog.ver51 反省できる人、できない人

先日、教育のことについて先輩に相談したいました。

というのも先輩は現在、休職中なので現場にいないので私が毎日”日報”という形でその日の出来事や自分の悩みをnoteに書いてそれを見てもらっています。
毎日のように連絡するのも相手にとってストレスになってしまうのであえてnoteに書くような形にしました。

先日、その相談の時はお電話でしたのですが私がそのnoteに悩みを書いたときに先輩のタイミングで1本ご連絡をいただきます。
その中で出た話の内容です。



『反省できる人、できない人』


先輩はこういってました。
「反省できる人は自分の失態に対して一週間悩んでしまうほど落ち込んでいる。その反省を得て成長する。」と。
確かに!私も全てとはいかないが新人教育の不安や悩みはかなり悩んで今でもトライアンドエラーで落ち込んでいます。今となっては少しできるようになった私ですがこういった素質がある人はどんな人なのか?

すると先輩は「自分の失敗を認めることができる人。」と教えてくださりました。もうほとんどが言われたらわかる感じです。でも言われないとわからないのです。自分の中で言語化ができてないのでこのような状況になっていると自分でもわかっています。

そこで先輩はこう教えてくれました。

「上手くできていない時に相談ができるか?できないか?でそいつに冒険させてもいいのかいけないのかが変わってくる。」と。

確かにそうでした。
こちら側が何をわかっていて何がわからないのかが把握できているのであればじゃあこの新患さん任せてみようとなります。
ですがその人にとって難しそうな新患さんはどうしようか悩みます。でもそのときに「あ、こいつはわからなければ必ず質問をしてくるから任せてみよう。そこで壁にぶち当たったら一緒に考えていけばいい。」という条件が加わり任せることができるのです。

でも、そこで患者さんにはともかく、同業者や同僚にも失敗やミスを認めず続けるとなった場合、そもそも失敗やミスを発見することが困難になってきます。
そうなった場合、患者さんには良いサービスが提供できないですし、クレームにも繋がってしまったら問題になってしまいます。
それを解決するとなるとそれに時間を割いてしまうことになります。かなり非効率となってしまいますね。



そんなことも考えながら新人さんには仕事を振る必要があるのです。
すると責任が重たい業務はまだ難しいですよね。


私がこんなことを言っているのだが自分が若手の頃や現在の職場へ入職した時は自信があったのでいいから回してくれ!と思っていました。でも逆の立場になってみると先輩の気持ちが少なからず今直面している問題にはわかるようになりました。
その立場にならないとわからないことが多くありますね。
これってどれだけ歳を取ってもいつだってあることだと思いました。



話を少し戻すと、『反省できる人、できない人』をどうやって見分けることができるか?
口や態度ではいくらでも「反省してます!」なんて言えますが、ミスや失敗をした次がとても大切になると思います。


自分のミスをどう意識してミスをしないようにしているか?


この意識をどこまで具体的に考えているのか?
意識して取り組んでいることは何か?

些細なミスでもその責任をどの程度責任を持っているのかを見分けることができると思います。
それによっては次はミスに繋がらない、次からはミスをしないようになるといった結果に繋がるからです。

自分のミスは自分のミスと認めて落ち込んで反省して意識して気をつけてミスを回避することができるといったプロセスができるといいですね。


そのためには
ミスを自分が成長するための価値として扱うことができているか?
これが理解しているかが重要になってくると思います。

言われたら誰でもわかります。
でもただわかるだけです。
その場の理解だけでは足りなさすぎるのです。
そもそも自分の失敗やミスを認めることができないとこの価値もわからないでしょう。
”失敗は成功のもと”ということわざがありますがもう言葉そのままの意味で失敗も自分にとっては大きな価値になるのです。
その失敗は自分にしか気づかないことが多いのです。

だからこそ反省できる人というのは他業種でも関係なく自分のミスを自分で認めて自分で改善していくことができて出世のコースとなるのです。

先輩は云ってました。
自分のミスを糧に成長できる人の多くは自分んで考えてやっていく人になるのでいい意味で放っておいても勝手に成長するということです。


もし、糧にできないような人には
ただただこちらの指示通りに動いてもらうだけになってしまうと考えます。
だって糧にできないということはそれ以上の成長が乏しいということにも繋がります。
するとどうでしょうか?
仕事を任せるといったことができないのです。そういった人に仕事を任せるといった冒険はしたくないですよね。


なので結局のところ、失敗を自分で認めることができるか?という話でした。



それでは今回はここまで。


おしまい。

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