オランダで迎える娘の誕生日【Aflevering.52】
今日は娘が6歳になる誕生日です。
数日前というよりも、むしろ数ヶ月前から楽しみにしていた誕生日を迎えた娘は、いつも以上に早起きでした。
6時前にはすでに起きており、もう興奮状態という感じで、私の計画していたプレゼント探索も、先にプレゼントを見つけられてしまい失敗に終わりました。
オランダに来て1年と3ヶ月が経ち、こちらに来て感じたいろんな日常の変化が当たり前になりつつあるので、今日は子どもの誕生日のことを記録しておきたいと思います。
オランダに来て変わった、子どもの誕生日の過ごし方
オランダの小学校で誕生日を迎えるのは2回目です。
私がオランダに来てからは、既に学校の送り迎えは学校の門の外までしかできなくなってしまいました。
本来ならば、Groep2(幼稚園年長)まではの子どもであれば、クラスでみんなが祝ってくれる様子を保護者は見られるそうです。
妻と娘は2019年にオランダに来たので、学校の中まで送り迎えをして教室の様子などを少し見ることができていました。
しかし私が来た時からは、学校も約2ヶ月休校となり、5月からやっと部分的に始まるという状態でした。そして、感染拡大を防ぐために、学校の中に入ることができなくなってしまったので、オランダらしさを感じることができなくなってしまったのは少し残念です。
とはいっても、今は感染リスクを下げることが優先されるのは当然なので、再び元の日常に戻り、教室の中まで入れるようになるのを楽しみに待ちたいと思います。
オランダの小学校では、誕生日を迎えた子どもがクラスのみんなにちょっとしたプレゼントを配ります。
これはうちの日本語教室に通ってくれている小学生の子たちも同じだと教えてくれたので、一般的なのかもしれません。
誕生日はもらうだけでなく、みんなに気持ちを届ける側にもなれるところが素敵だと思います。
いざ学校に行く時の娘は、みんなに配るプレゼントを持ち、にこやかに歩いていました。
すると、学校に行くまでにすれ違う人や友達、友達の両親から祝いの言葉をもらっていました。
そして学校に着くと、担任の先生も満面の笑みで迎えてくださり、娘はとても嬉しそうでした。娘を迎え入れてくれる先生や子どもたちの雰囲気を見て、「そりゃあ娘は学校楽しいって言うよな」と納得しました。そこは、みんながあたたかく迎え入れてくれて、自分の居場所だと思えるあたたかい場所なんだと思います。その中で、先生はまさに自分たちのことを大切に思ってくれる素敵な大人で、クラスメイトは共に生きる仲間だと感じでいるんだと思います。
お祝いをされる側もみんなにプレゼントをして、お祝いをしてもらう側はたくさん言葉をかけるという双方向のやりとりに魅力を感じました。
また、こういったお祝いやイベントに丁寧に取り組むことで、子どもたちの自信や幸福につながるように思います。
放課後もちらほらと友達が祝いに来てくれる
放課後は、友達がお祝いをしに来てくれたりします。お家に来てくれたら、家のケーキやお菓子などを一緒に食べたりします。子どもたちは遊び、保護者同士はティータイムをして話します。
今年は日本人の友人のお家にお邪魔させていただいたので、訪問してくれる友達はいませんでしたが、昨年は何人かがお祝いに来てくれました。
週末(もしくは水曜の午後)は誕生日パーティ
誕生日パーティは、友達を誘って盛大に行われます。自宅に招待したり、保護者がみんなをどこかに連れて行ったり、施設を借りてそこでみんなで遊んだりします。
日本語教室の生徒からも、元々と住んでいた国に比べてオランダでやるパーティは派手だ、という話を聞いていたり、自分の娘が招待されたパーティーの話などを聞くと驚きます。
子どもたちのイベントととして、大切にされているんですね。
やっぱり現地の言葉が話せなきゃ勿体無い
ここ数ヶ月は、日本語教室のカリキュラムの再編や、授業づくりのための教材研究、新規生徒のカリキュラムの編成、出張授業やオンラインクラス拡大の準備などもあって、仕事を言い訳にしてしまい語学の時間を取ることができていませんでした。
今月末にビーチでのクラス会もあるので、それに向けてオランダ語と英語の会話の練習をしておきたいと思います。
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