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健康はもともとあるもので、得るものではない

11月29日


昨今、「健康になろう」「免疫力を上げよう」「体力をつけよう」

と意識が強くなっているように感じます。

しかし、私たち人間は本来であれば「健康」も「免疫」も「体力」も年齢に相応なものは獲得できるはずだったはず。

〇 健康であるためには「食べるもの」
〇 免疫を獲得するためには「細菌・微生物との出会い」
〇 体力を作るには「運動・仕事」

そもそもの日本における生活体系には組み込まれていました

食べるものは自然のままであり、人工的な農薬や肥料や添加物などがなかったし

消毒、除菌なんて考えがなく、傷口も唾つけとけば治る方式
肥料だって人糞とか使ってましたし

数十年前の写真を見れば、俵をいくつか担いで笑顔で立っている女性の姿が見えたり
飛脚さんはその足で荷物をお届けに行く。
大阪↔東京を総合的には馬よりも早く到着したというんですから、異次元の体力です。

昔と今での違いは?

私が考えるに、これの最たる原因は「食事」だと考えます。

私自身、時折ランニングなどするのですが、例えば小麦系や麺類、パンとかファストフードとかを食べた日や、その数日間は明らかに体の動きは悪いです。

逆に栽培方法はどうであれ、野菜を自分で調理して、食べたりした日などは、体が軽く感じます。

これが本当の自然栽培の野菜などだったとしたら、もっと違いを感じることができるかもしれません

サプリメント・栄養補助食品が必要?

かたや巷では「サプリメント」に「栄養補助食品」などが注目され、栄養素という「細か」なところに着目される流れは一向に衰えを感じません。

ある研究では、サプリメントや栄養補助食品においては

「長期的な健康には影響を与えない」とも言われています。

そもそもこのようなものを購入する、自分に取り入れる方の根本的な考えは「健康になりたい」や「今の食事には栄養があまり入っていない」などのお考えはあると思います。

それを補いたいという気持ちもわかるのですが、本当にそれはある種の「対処療法」というものとさして変わりはなさそうです。

本当に変えるべきは食自体の問題であるはずなのに

しかも別に本来の姿の野菜やお米、玄米なども探せばたくさん生産者さんはおられますし、購入することも可能ですから。

やはり、手間はかけたくないし、楽に目の前に解決法があるならそれを活用するという部分が強いのではないでしょうか?

そこではなく、本来の私たち人間が持つあり得ないほどのポテンシャルをつぶしてしまっている原因がどこにあるのか?

ということを今一度考えてみてもいいのではないかと感じます。

骨格がどうとか、筋肉の硬さがとかそういう問題よりももっと根本的なところです。

人間が、あなたが本当に健やかといえる状態でいるには何が必要ですか?

そう考えて考えてしていけば、行動もお考えも何か一つ変わってくることもあるのではないでしょうか?

これは正解、間違いというお話ではなく、視野を広く、いろんな可能性があるというお話であります。

ただ、今の時代においては、今後の世界の動向を見ても

大規模の農場ではなく、小規模の家族農業に着目されていますから

今後の生産者さんたちや消費者の私含め皆さんの動きの変化を楽しみにしていたりします。

より自分も周りも、いい形になればいいなと思います。


鍼灸師 ヨーハン

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