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中年おじさんが自家製ジェノベーゼを作るのだ

「ジェノベーゼ」という名称すら知らなかった無知なおじさんでしたが、昨年の夏、某イタリアンファミリーレストランにて期間限定のものを軽はずみに食べてから、その美味しさに開眼してしまいました。
「まだまだ世の中には美味しいものがある!」(大げさ・・・)
それからは毎回「ジェノベーゼ」「ジェノベーゼ」「ジェノベーゼ」・・・要は気に入ったのです。
でも、期間限定。秋口にはメニューからなくなってしまいました。がっかり。
でもあの味が忘れられない。歳を取ってからの異常な恋愛のような執着。経験は有りませんが。

とりあえず作れないか?と調べたところ、バジルソースさえ調達できればよさそう。
ここでじゃあソースを買いに・・・とならないところが生来のひねくれ者。

バジルを育てて作ってみよう!

さっそくバジルの種を購入しました。ネット通販大活躍。

で、春に届いた種をさっそく蒔きました。ちなみに思い付いてから半年経ってます。おじさんになると時間があっという間だねえ。

5月。割りとすぐに芽を出した!うれしい
プランター3つ分植えました
6月。順調に育つ。
もう葉がぷりぷりしてる(ような気がする)
そして7月。もういける!

とりあえず、試しに100枚程度の美味しそうな見た目の葉っぱをむしり取る。初めてなので「美味しそう」はもちろん主観です。

で、適当に洗い、材料を並べる。

砕いたナッツ、チーズ、ニンニク。オリーブオイルと塩少々。(適当・・・)
全部をミキサーに入れてひたすらまわす

適当なんです・・・でも、結果それらしいドロッとしたものになりました。「ドロッ」と書くといまいちな感じですね。まずそう。

で、常備してあるパスタを茹でました。ジャガイモも一緒に。

茹で上がったパスタに「ドロッ」+サイコロに切ったジャガイモ+庭に群生する青じそ。

できた!

なんかそれらしいものができました!

味は・・・うん、悪くない!というか濃い!
自家製だからか、バジルの量なのかよくわからないけど。いや、やはり美味しい。

ただ、香りもキツい。子どもに「この異臭は何?」と言われたくらい。
皆さん、もし作るなら換気は充分しましょう。

とにかくできました!
うれしくて何度か作りましたが、結局食べる方が追い付かず、冷凍ソースがたくさん。

でもなぜかバジルはたくさんできるんです。染物用に育ててる蓼藍は大してできないのに。

あ、ひょっとして、バジルでも染物できる?
よし、試してみよう、と思った今日は夏期休暇最終日。

近いうちに「バジル染め」をやってみようと心に決めて、今日は終わりにします。

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