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実の子に話したい「起業」の話

こんにちは、起業屋さんのYoshinoです。

あなたは起業ってどういうものか、考えたことがあるでしょうか?

「ハイリスク・ハイリターンで自分とは一生縁のない物」

これは起業のほんの一面でしかありませんし、本質とはまた無縁のものでもあります。

今日は実の子にも聞かせたくなる起業の本質的な話をします。

きっと自分が率先して、そしてその次は我が子を起業させたくなるようなお話です。

それではどうぞ、お気に入りのBGMと一緒にお読みください。

⬜働く人とその仕組

起業とは、新しく自分で事業を起こすことを指している言葉で、
事業とは、生産や営利目的の経済活動のことを指しています。

営利目的の経済活動……と難しく言っていますが、簡単に言えば皆が皆何かを作って何かを売り、それをお金と交換してもらうという価値交換を行っているということです。

つまり……
農家も事業、IT企業も事業、漫画家も事業、スポーツ選手も事業、芸能人も事業です。

みんなみんな今日も明日もご飯を食べて生活をするために何らかの事業を行って生活しています。

しかし雇われである自分は事業なんかしていないよ、と言われる方もいらっしゃいます。

残念ですがこの世の社会人で事業に取り組んでいない人は1人もいません。
1人もです。

経済活動に参加してしまった時点であなたは事業に取り組んでいる、ひいては起業して自分でビジネスを営んでいるも同然です。

というのは少々言い過ぎですが、あながち行き過ぎた表現だとは考えていません。

それというのも、私はプロフィールで「起業屋さん」を名乗っていますが、根も葉もない事を言うとこの世の社会人は全員起業家です。

学生時代の終わりに就職活動をしましたよね?

就職活動とは、「自分の労働力と時間」を「企業」に「買ってもらう」活動です。

これって先に話した営利活動と似ていますよね?

「社会人」と「学生」の違いはなんですか?
とはよく就職活動で聞かれる質問の1つとして有名なものですが、実のところ違いなんてあって無いようなものです。

カネを稼いでいるのが社会人、勉学に励むのが学生です。

対立する2つではなく1人の人間が同時にこなしうる選択肢のうちの2つ、というだけのものですので、この質問自体に深い意味はありません。

就活生の考え方を知るための質問という程度のものです。

そしてその人間が同時に選択肢に入れられるものに、「起業」というものもあります。

社会人であるならば営業マンであっても公務員であっても社長であっても皆起業家です。

ではなぜ皆起業家として自分の価値を売っているのに、「起業」がハイリスクなものだと思われているのか。

それは、起業家の中でも一般的なイメージの起業家を、実業家と考えると分かりやすくなります。

事業を営んでいる人は「価値」を「売って」生計を立てているとお話させていただきました。

一般的な会社員、所謂「雇われて働く人」が売っている価値は、「自分自身の労働力」只1つです。

ですから月20万円や、30万円といった提供した価値×1の収入しかありません。

しかし実業家達は自分自身の労働を誰かに売る、というのではなく、皆すべからく代わりに売れる何らかのコンテンツを持っています。

それは食品かもしれませんし、生活を便利にするグッズかもしれませんし、はたまたお金に余裕のある人向けの嗜好品かもしれません。

いずれにせよそれらを「商品」と呼び、世にいう金持ちの社長はその商品を売れば売った分だけお金が自分の懐に入ってきます。

つまり、「商品」×「販売数」=「収入」です。

自分自身を売るしか無い会社員と比べて商品を得れば売るだけ収入の増える実業家が金持ちになるのは自然の道理でもあるのでしょう。

しかしその分のリスクもあります。

商品を持つということは、在庫を抱えなければならないし、自社製品とも慣ればそもそも製造コストがかかります。

社長1人で商品を作成・管理できるなら大丈夫ですが、そうでないなら社員を雇ったり製造用の設備を整える必要もあるでしょう。

となればビジネスを始めること事態にそもそも大きなお金がかかるということですね。

そこまでしたのに営業が上手く行かず、商品が売れなければ大変です。

費用を回収できずに帳簿にはマイナスだけが刻まれ、自己資金だけで始めたわけでもなければ銀行等への融資を返済することもできずに撤退。
後に残るのは借金だけ、というのがインターネットが普及するまでの一般的な「起業」でした。

ドラマや映画などでは起業を夢見る妄信的な若者を「愚者」、起業に失敗した妙齢の人間を「敗者」と表現した作品が、こういった状況からよく描かれていました。

しかたのないことですが、これはあくまでも起業のほんの一面に過ぎないということを知っておいてほしいのです。

「起業屋」として前途ある全ての方に「選択肢としての起業」を提供している私としては、このイメージを払拭させることは私の義務であると考えています。

⬜リスクを減らさない選択はただの怠慢

先に少しお話しました、ハイリスクな起業。

あれはもはや全時代の起業スタイルです。

とはいえ、大きな事業に取り掛かろうと思えば先に上げた例の通りに設備投資から始めることになるのですが、ファーストステップの起業としては間違っています。

大きく取り掛かるのは小さく成功した後の話です。

起業の成功率ってどれくらいかご存知でしょうか?

………

起業の成功率は10%程度だというのが定説です。

高いと思いましたか? 低いと思いましたか?

高いと思ったあなた。
起業の才能があります。
今すぐ実践方法を調べて実行してしまいましょう。

一方で低いと思ったあなた。
自分の価値を信じているのですね。
自分が動くことの意味を、そしてその結果をとても大切にされているのでしょう。
どうかそんなあなたにこそこの記事を読んで、自分の納得のいく選択をして欲しいと思っています。

起業しろというのではありません。

ただ私は全ての人に起業を選択肢の1つとして頭の隅にでも置いておいてほしいのです。
最初から棄てておくのではなくです。

起業の成功率は10%、ということは、10回起業すれば1回は成功します。

とはいえ最初に例に出したような起業方法を取っていては10回も持ちません。
1回目で決めないと大変な目に遭うでしょう。

しかし現代はあの起業方法しかなかった昔とは違い、インターネットというものがあります。

インターネットがあれば全ての人がリスクを限りなく小さくしてから起業することが可能です。

リスクが小さくなれば、つまり開始資金と回転資金をほぼ0円にしておけば10回起業することなんて朝飯前ですよね。

学生起業だって楽勝です。

考え方から説明しましょう。

事業に必要なものはざっくりと、「商品」と「顧客」です。

この2つをつなぎ合わせることを商売といいます。

商品を用意するのにはお金がかかる、というのは一般論。
その考え方は一旦忘れてください。

0円で用意できる商品を探すことから始めましょう。

この考え方のもととして、最初に話した「社会人は皆起業家」という根も葉もない話をまだ覚えていただいているでしょうか。

覚えていただけているならば思い出してほしいのですが、会社員も起業家だとすると、彼ら彼女らの商品は自分自身だとお話しましたね?

では会社員は自分という商品を会社という顧客に売ることで生計を立てている社会人です。

ここまでは良いですね。

そこで考えていただきたいのが、会社員は自分の商品にお金をかけていないということです。

要は、労働力は0円で用意できる商品の代表だということです。

これを0コスト起業のヒントにしましょう。

あなたが0円で用意できるものは何でしょうか?

会社員ってどんな仕事をしている人がいるのでしょう?

会社員の仕事はたくさんありますよね。

営業をしている人、事務仕事をしている人、製造をしている人、清掃をしている人、株主対応をしている人、様々です。

その仕事一つ一つも立派な「商品」と考えることができます。

営業なら
・お客さんとアポイントを取るスキル
・契約を取るためのトーク術
・契約書の書き方
・信頼してもらうための営業手法
・スーツの着こなし方
・時間効率を高めるためのスケジュール管理
・継続して契約してもらうために心がけるべき要素

営業1つとってもその道の人たちが日常的に取り組んでいることは多様にあります。

そんな行動一つ一つを、0コスト起業では商品にしてしまおうというのが基礎的な考え方になります。

教師という職業の人がいます。

教師の仕事は「教えること」です。

彼らが提供している価値はつまるところ「情報」ということですね。

真似しちゃいましょう。

0コスト起業の方法はこれ1つでは決してありませんが、この方法がもっとも手っ取り早くアイデアも少なくて済み、オリジナリティも出しやすくライバルと被らない方法です。

なぜなら、人間皆違うのですから、同じことを教える人がいてもAさんが良いという人もいればBさんが良いという人もいることでしょう。

すでにAさんとBさんがいるならばあなたはその二人を研究してCさんとして新たな顧客を獲得すれば良いんです。

同じ学校でも数学を教えてくれる先生って沢山いましたよね。

人気の先生もいれば不人気の先生もいたはずです。

しかし、不人気の先生のことを良く思う生徒も一定数いたことでしょう。

千差万別。
これが情報販売ビジネスの「良い所」ですね。

さて、あなたに売れる情報はありますか?

例えば部屋の片付け方1つでも得れば金持ちになれるような時代です。

どんな知識が売れるのかなんて実際に売ってみるまで検討も付きません。

だからこそ起業の成功率は10%なんですね。

売れる商品はこれだ!!!と声高らかに宣伝している広告をよく目にします。

特に物販系、転売ビジネスを教えている人や、バイナリーオプションや仮想通貨の様な投機の勝てる知識を売っている人に多い手法ですね。

笑ってしまいます。

何が売れるのかわかっているならば全財産叩いてその工場を作って大々的な商売をすれば良いんですよ。

笑っちゃうくらいの大金持ちになれるでしょう。

しかしそうしないのは、ある程度の確信はあるのでしょうが絶対に売れるとは本人たちも思っていないからです。

そんなものです。
ビジネスなんて。

だって10%なんですから。

だからこそ成功するまでは起業にコストをかけずに0円で取り組んでいただきたいのです。

そのために取れる手段の1つが、情報販売なんです。

⬜顧客を獲得する手段

商売に関する本音をぶちまけてしまうと、商品なんかよりもお客さんさえ見つけてしまえば商品なんて後回しで良いんです。

しかもこの順番なら10%なんてケチなことは言わずに100%成功します。

インターネットを利用しましょう。

「インターネット最大のメリットは?」

と聞くと、特に学生に多いのですが「無料で情報が手に入ること」だと答えます。

確かに間違いではありません。

しかし私にとっての最大のメリットは「無料で情報が与えられること」です。

ブログ、SNS、サイト作成、メールマガジン……, etc.

何でも構いません。
現代はインターネットを通じた自己表現の場が沢山あります。

それらを活用して、「役に立つ情報」をとにかく発信してください。

・ブログで片付け法について語る主婦
・Twitterで集中力の伸ばし方について発信する人
・YouTubeで暇をつぶせる面白い動画を流す人
・メールマガジンで成功する方法について発信する人

現代は多くの人がそれぞれの方法で情報発信を行っています。

そこで1人でもいいので支持してくれる人がいる情報を発信していれば、必ずその支持者があなたの顧客になってくれます。

商品を用意するのはその後で良いんです。

聞いてみてください。

「あなたの悩みはなんですか?」

その人は普段あなたが発信している情報を好んであなたのところに来てくれている人です。

普段から「この人なら私の悩みを解消してくれる」と期待してあなたの情報を見に来ています。

だからその質問の答えもきっとあなたなら答えられるものです。

YouTuberに「金持ちになる方法を教えてください」と聞く人はいません。
もしかしたらいるかも知れませんが、その答えは「YouTubeやれ」が全てでしょう。

プロブロガーに「面白い動画の作り方を教えてくれ」と聞く人はいません。
もしいてもその答えも「YouTuberに聞け」でしょう。

的はずれな質問は来ないのです。
もし来ても、その人にとってはあなたはその的の範疇に入ると思われているというだけです。

起業の最も本質的な部分は、「悩みの解決」にあります。

食品は「お腹が空いた」という悩みを解決してくれます。
自己啓発本は「どうすればいいかわからない」悩みを解消してくれます。
アニメやドラマ、漫画や小説は「嫌な現実から目を背けたい」という悩みを解決しくれます。

この世のビジネスは全て悩みの解決なんです。

あなたがインターネットを利用して無料で情報を発信し続け、その情報に引き寄せられてきた人たちに対して悩みはなにかと聞けば十中八九あなたに解決してもらいたい悩みを返してくれます。

商品をそこから作りましょう。

情報商品ってどうやって商品にすれば良いのか分かりませんよね?

それって、選択肢がありすぎてわからないんです。

一回5,000円で、「電話で直接悩みを伺い、アドバイスします」も商品です。
一冊1万円で、「誰でもできるスモールビジネスの手法」を書いたPDFを作るのもありでしょう。
アフィリエイトを使って、その人の悩みを解消できそうな商品をおすすめするのも楽でいいですね。

何でも良いんです。

あなたがお金をもらって、その人の悩みを解消してあげることができれば何でも良いんです。

インターネットは昔にはできなかった個人規模でのスモールビジネスを可能にしてくれました。

人口1000人の超田舎に住んでいても、日本全国とビジネスの遣り取りをすることが可能になりました。

これを使わない手はありません。

インターネットがあれば起業がハイリスクだった時代など既に化石のようなものです。

「小さく勝つ」

これが基本にして究極の奥義。
これができれば誰だってお金持ちになれるでしょう。

月収20万円?馬鹿言っちゃあいけません。
月収100万円くらいなら誰だって達成できます。

⬜若者として、中年として、老人として

世代間格差は確かに存在します。

それは体力的なものであり、見た目に現れるものであり、思考に基づくものです。

そして昔は収入の格差も存在していました。

お金を持っていない若者。
家族を養える程度の中年。
年金で暮らせる老人。

しかしこれは遥か昔の法則です。

インターネットの登場で今までは経年による積み重ねが絶対的な原因であった、情報の格差が殆どなくなってしまいました。

それによって収入格差もいまや世代関係なくぐちゃぐちゃです。

中年より稼ぐ若者も多く出現し、一方でその日暮らしも危うい中年も沢山います。
年金がもらえるのかを不安になる老人も大勢います。

「将来が不安です」

そんな人に起業を勧めるなんて昔なら正気の沙汰ではありませんでした。

ギャンブルを勧めるようなものですから。

しかし現代は違います。

私も伊達に起業屋さんを名乗らせていただいてはいません。

将来が不安ですか?
現状に満足していませんか?
もっと豊かに暮らしたいですか?

だったら今すぐ起業しましょう。
事業を起こしましょう。

何からすればいいのか分からない?

価値を提供しろと言われても自分には人に提供できる価値がない?

心配いりません。

だったら1から勉強すれば良いんです。

あなたが読んでいるこの記事が置いてある場所は「インターネット」。
情報の宝庫です。

自分が提供できる価値なんて山程見つかりますから。

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