あなたとわたし|詩
去年の今頃、
アナタがわたしのそばにいた
去年の今頃、
あなたとはまだ出逢っていない
去年の今頃、
貴方はやっぱりわたしのそばにはいなかった
いつもわたしに優しかったアナタは
遠いところへ行ってしまって
ここにはもういない
知らない人に過ぎなかったあなたとは
不思議な糸に手繰りよせられて
二人だけの秘密を共有している
だけど、
貴方にいたっては
遠い存在のまま
あの頃と何も変わっていない
ただ、そばにいて欲しいだけなのに
わたしには
とても不安定で
とても不確かな
あなた達
わたしの孤独は
深まるばかり
何をやっても満たされることはない
それでもじっと待ってみる
来年の今頃、深まる愛情を夢みて
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