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政治は自己実現への道具だ

まずは、この記事を見てほしい。

2021年の衆院選に、史上最年少候補だった今井瑠々さん。立憲民主党から出馬し、惜しくも落選したものの、現職まで1.4万票まで迫った。

その今井さんが、立憲民主党を離党。今年4月の岐阜県議会議員選挙に、自民党の推薦で出るという。

立憲民主党を離党し、自民党の推薦で出馬することに対して、ネット上では賛否が分かれていた。確かに、政治の世界では野党の立憲民主党から、与党の自民党に移る流れは多くはないし、批判もわからなくはない。

だが、事実上の党の移籍について、私は問題だと思わない。

なぜなら政治は、自己実現への道具だから。

実現したいことがあるから議員を目指す。同じ考えを持った仲間と共に市民に訴えかけ、票をもらう。議員になって、自分のやりたい政策を実現する。時に、政党として仲間になり、政策の実現に向けて団結する。

これが、本来の議員の仕事であるはずだ。

そして私たちは、実現してほしい政策を掲げる候補者に投票し、国・自治体の代表者になってもらう。代表者が私たちの実現してほしい政策を叶えてもらう。実現しなければ、陳情や要望、時にはデモを行うことで、実現に向けて行動することだってできる。

政治におけるあらゆる行動が、自己実現の手段ということ。

だから、立憲民主党にいようが、自民党にいようが、無所属であろうが、自分の実現したい政策が実現できれば、それでオッケーではないのだろうか。


2022年5月、今井さんとはとあるイベントでお話したことがある。

その時、25歳の若者が、岐阜という自民王国の中で孤軍奮闘している話を聞いた。その後、どのような流れで今回に至ったかは、まだわからない。

近く、自分も岐阜への用事があるので、時間があるうちに聞いてみたいと思う。

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