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カッコイイ人が暮らすまち【一番イケている街はどこ】

きっと誰もが、「そうした方がいい」と知っていること。

電車やバスで席を譲るとか、重い荷物を一緒に持つとか、道に迷っている人に声をかけるとか。

僕も知ってはいるけど、そうすんなり行動できません。断られたり不審がられたりしたらどうしようと考えてしまって、そのあいだに他の誰かがすっと手を差し伸べることの方が多いです。
気づいた瞬間に行動できる人は、カッコイイと思います。

先日、地域でお世話になっている人から、こんな話を聞きました。
ある住宅街で、コンビニに向かってひとりでよろよろと歩くお年寄りがいらしたそうです。通りかかった若い男性がそのお年寄りに声をかけると、買い物をしたいということが分かりました。男性は一緒にコンビニに行き、何を買いたいのか聞き出しながら買い物を手伝って、荷物を家まで運んでくれました。久しぶりの外出だったのか、山ほどの量で、とても一人では持ちきれなかったはず。
近所の人が気づいて、その男性と話したところ、その日がちょうど母親の命日で、ひとりで歩くお年寄りに母の姿が重なって見えたとのこと。「母の命日にいいことをさせてもらって、ありがとうございました」と、逆にお礼を述べられたそうです。

僕だったら、そんな気持ちで、そんな行動ができるのか。
考えさせられました。

恥ずかしながら、僕は絶対できますとは、言いきれません。
だからせめて、こんなことがあったよ、こんな人がいるんだよと、伝えられたらいいなと思いました。

残念ながら、こういったエピソードに対して、否定的な意見も耳にします。「そんなことして、もし何かあったらどうするのか。困ったもんだ。」と。

それぞれの立場に立ったら、どっちが正解なのか、決められないものかもしれません。
それなら、正解かどうかは気にせずに、少しでも心地よい方を、手の触れられる距離にいる人があったかい気持ちになれる方を、選んでいきたいなと思います。簡単にはいかなくても、そう思える人が身近にいるところで、僕は暮らしたいです。

僕はまだまだだけど、実際にいるその人を見習って。

カッコイイ人が暮らすまちは、人のつながりで実現するもの。

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 一番イケている街はどこ 】でした。

「イケてる」の基準を「僕が暮らしたい」にして、先日教えてもらったカッコイイお兄さんのことを綴ってみたのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)でした。
カッコイイ人が暮らす心地よいまちを、みんなで築いていきたいです。

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

メンバーたちがおすすめするイケている街は、どんなところでしょうか。覗いてみてくださいね。

それではまた、お会いしましょう。

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