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地域のことは、みんなで考えたい

今年度から、校区での新たな役割を担うことになりました。
「防災・防犯部」部長です。

防災・防犯部は、校区住民同士の自主的な防災・防犯活動を助成し、災害や犯罪などいざという時の被害が少しでも小さくなるような地域づくりに携わる団体です。防災・防犯の知識の普及、防災・防犯訓練の実施、災害等の発生時の情報伝達や応急対策を行ないます。

・・・と言っても、僕がすごい人になったわけではありません。

専門家として活動するのではなく、校区に住む住民として、自分の身を守りながら周りに声をかけていくような役割です。一人でも多くの人に、「いざという時に備えよう」という気持ちを持ってもらうための活動をします。

こんな偉そうなことを言っていても、8年前まで、こういった地域の活動はまったく見えていませんでした。
PTA会長になったことがきっかけで地域のことに足を踏み入れ、そこにいる人たちや、活動の実態を知りました。一般の家庭の、ひとりの父親が知らなくても、子どもたちが安全に学校に通い、安心して毎日を過ごせるように、多くの人が動いてくださっていたのです。

地域で活動してくださる人たちは、何か特別な人ではありません。
僕たちの両親や祖父母のような、普通の人たちです。そんな人たちが、地域のために、子どもたちのためにと、力を注いでくれていたから、何事もない平和な日々がありました。

PTAの役員もそうです。みんなの上に立って仕切るような存在ではなく、どちらかと言うと、縁の下の力持ち的な動きをして、PTA活動を進めています。

ほんの数年前まで、地域のことにまったく目を向けていなかった僕が、今は、地域の子育てに関わることを仕事としてやっています。関心がなかったのは、別に嫌っていたとかそういうのではなく、単に知らなかったから。

以前の僕のように、大人になっても、子どもが生まれても、子どもが保育園、小学校に通い始めても、地域のことを知らない人がたくさんいるんじゃないでしょうか。何か事件や事故が起きれば話題にのぼるけど、そんなことにならないように活動されているから。

各地域には、それぞれに防災・防犯に関わる団体があるはずです。名前は、「防災・防犯部」とは違うかもしれませんが。

今の僕の願いは、僕の地域でも、あなたの地域でも、まずはそんな団体があることを知ってもらい、少しでも関心を持ってもらいたい。
関心を持つことで、情報に気づきやすくなり、いざという時にあなたや家族が助かることにつながります。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で、まだ具体的な活動はできていません。他の地域でも、慎重に状況をみているところが多いようです。

これから、何かあればこのnoteでも発信していきたいと思っています。その時はぜひ、あなたの地域にも目を向けてください。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

またお話ししましょう。

※ヘッダー画像は、しのみさんによる、イラストACからのイラストです

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