「自分を大事に、周りの人を大切に」を親子で共有しよう
先日参加した勉強会で、学習指導要領に「前文」がはじめてついた、と聞きました。前文で掲げられた5つの目標のうち、講師が注目し、僕も多くの保護者と共有したいと感じたのが、以下の部分です。
これからの学校には,こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ,一人一人の児童が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓ひらき,持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。このために必要な教育の在り方を具体化するのが,各学校において教育の内容等を組織的かつ計画的に組み立てた教育課程である。
>小学校学習指導要領 前文より抜粋
まさにこれ、「自分を大事に、周りの人を大切に」ですね。
これまでは、「人のために」の方だけが、強調されていたかもしれません。もちろん、誰かのためにできることをするのは、素敵なことだと思います。
でも、自分のことを置き去りにして、自己犠牲で成り立つようではうまくいかない。
だからと言って、自分だけが良ければいいとするワガママな言動も、孤立につながるだけです。
どちらかではなく、どちらも。
そして、順番は、まず自分のよさを認識する。
学校教育の方向性を知っていたら、家庭での声かけや、親自身の考え方も変わるのではないでしょうか。親が自分のことをおろそかにしていたら、子どもにもいい影響はないはずです。
新しい学習指導要領は、平成29・30年に改訂され、小学校は今年から実施されています。具体的なやり方は、各学校の方針で違うけど、大きな目標を学校と家庭で、親と子で、共有することで、本当の効果を発揮できる気がしています。
こんなnoteを偉そうに書いている僕も、学習指導要領が変わったのは、ふわっと認識してる程度。「前文」の存在は、今回の勉強会ではじめて知りました。前文の内容に感動したのをきっかけに、興味を持って学んでみたいと思います。
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