足利@まちづくり勉強中

まちづくりに興味があり勉強中です。日記みたいな感じで書いているので、文章など稚拙なとこ…

足利@まちづくり勉強中

まちづくりに興味があり勉強中です。日記みたいな感じで書いているので、文章など稚拙なところがありますがもしご覧になられた方はご容赦ください。

最近の記事

組合設立に至るまで

こんばんは。 今日も再開発について 市街地再開発事業を推進する主体である、組合の設立について。 組合を設立するためには原則として施工地区内の宅地について所有権又は借地権を有する5人以上が共同の発起人となり、組合の定款と事業計画を定め、地区内の権利者の同意を得た上で、都道府県知事に組合設立認可の申請をすることとなります。 組合設立の認可申請には、地権者の2/3以上の同意を得る必要もあります。 市街地再開発組合は、国や地方公共団体の指導と援助を受けて事業を実施するために住

    • 権利変換 つづき

      権利変換について 昨日の続きで、土地調書、物件調書が完成し、権利変換を受ける権利者が確定すると、次は権利変換計画の作成にかかります。 同計画では、配置設計図、権利変換計画書が必要になります。 配置設計図は各権利者が権利変換を受ける床の配置を示した資料。 権利変換計画書は、権利変換を受ける者の情報やそれに付随する物件情報、算定価格などが記載されます。 それらが完成後、縦覧ということで二週間は公衆に公開し、その間に関係者は意見を述べることができます。 その後、権利変換

      • 権利変換について

        今日も再開発について。 市街地再開発事業という手法のまちづくりがあります。 簡単にいうと、細分化された敷地を広く統合し、不燃化された共同建築物に建て替え、公共施設とオープンスペースを確保することによって、快適で安全な都市環境を再生させようとするものです。 この事業を組合施工で実施する場合の大きな流れは以下のとおり ・再開発事業の気運を高める ・発起人会の活動 ・準備組合活動 ・組合設立の認可 ・権利変換 ・クリアランスと建築工事 ・精算と入居 ・組合の解散 組合施工以

        • ウォーカブルなまちがなぜ求められるのか

          今日からは、まちの再開発について考えていることなどを書き留め、アウトプットの場としてこのnoteを使いたいと思います。 最近、ウォーカブルなまちが注目されているように思います。 モータリゼーションが進み、どこもかしこも車社会になっているなか、人が歩き回れるような、ウォーカブルな空間づくりが必要になっています。 まちづくりの目的の一つとして、賑わいの創出というポイントも取り上げられることがありますが、なぜ賑わいの創出が必要なのでしょうか。 「まち」は人がいて、そこに文化

        組合設立に至るまで

          地域「人」からの情報収集

          再び本に戻ります。 『コミュニティ・ビジネス』 茨城県ひたちなか市の「くらし協同館なかよし」の活動事例が取り上げられていました。 同地域の本郷台団地は、ニュータウンとして一体開発された場所で、モータリゼーションによる小規模小売店舗の減少など、高齢者にとって「買い物難民」と言われるような問題があった地域でした。 そこで地域の主婦が立ち上がり、閉店した店舗の軒先を活用し、野菜の産直市を始めたという事例です。 感銘を受けたのは、この場所を単なるスーパーとしての場所として完

          地域「人」からの情報収集

          人生は9回裏まで!!

          こんにちは。 今日も昨日の続きで本を離れます。 セミナーの中であったお話。 人生は9回裏まである。会社で働く60歳までが人生ではない。また、働いてる時間だけが人生でもない。よく先を見越して考えること。 1回を10歳とカウントし、人生100年といわれる時代ですから、おおよそ9回裏が人生のゴールになります。 確かに、大学を卒業して企業に就職すると、最初は仕事に慣れることや環境に適応することで必死になります。 それはそれでとても大切ですが、「自分という人間の生き方、在り方」

          人生は9回裏まで!!

          地方創生に必要なことは何か

          こんばんは。 今日は本から少し離れて。 あるオンラインセミナーに参加して考えてことを書きます。 まちづくり活動をされている方が以下のようなお話をされていました。 地方創生には、「方向性」「リーダーシップ」「企業風土(信頼関係等)」などの"整合性"が必要になると思う。 方向性とは、何を目指してまちづくりの活動をしているのか。共感、納得してもらえるような方向性を掲げているのか。 その方向性に向かって、リーダーシップを発揮して物事を前に推進できる人材が存在するか。 それ

          地方創生に必要なことは何か

          地域人を巻き込む

          だいぶ間が空いてしまって… 久しぶりの更新です。 では、「コミュニティ・ビジネス」の続き 第二章 事例にみるコミュニティ・ビジネスの特徴 コミュニティ・ビジネスの成功ポイントを抜粋し、以下に記載します。 ・生活領域の起業化を行う ・事業の柱を何本か作り、全体で収支のバランスを計る ・マネージャーとワーカーを分けて育成する ・適任者がいなければ、マネージャークラスの公募を行う ・自治体は、積極的に業務委託や新たな税制優遇措置をとる ・地元にある企業は積極的に業務委託や助

          いま、この瞬間を生きる

          こんにちは。 少し間が空きました。 今日は「嫌われる勇気」を読んで考えたことを。 特に印象に残っている部分をまとめます。 1.自分の人生を生きる 2.自分の課題に立ち入る人は気にしない 3.自分の考える最善の行動を行い、それに他者がどう評価するかは関係ない 4.傾向性(他者に嫌われたくないと思うこと)に抗うにはエネルギーが必要 1.自分の人生を生きるこれは、自分は他人の人生のために生きているのではないということです。 私を含めて多くの人は、親や先生、周りの人から褒めて

          いま、この瞬間を生きる

          大型店舗と商店街

          緊急事態宣言が解除され、久しぶりに買い物をしに外出しました。 商業施設もほどほどに賑わう一方で、各店舗へ入店する際には、マスクの着用と消毒を行い、従業員の方が店舗内の人数管理を行っていました。 ある一定以上の人数になると、入場制限をかけるのでしょう。新たな生活様式として、今後しばらくはこの光景が続くのでしょうか。 大型の商業施設は法改正により90年台以降増加し、モータリゼーションの加速も後押しし、郊外には大規模な店舗が次々に開発されているように思います。 商業施設の

          付加価値とセカンドペンギン

          こんばんは。 今日は、本から少し離れた話題で更新 情報化社会と言われるほどに、現代では情報が溢れかえっています。情報を自分で取捨選択し、リテラシーを高めなければならない時代です。 コロナ禍においても、感染防止策として有効なものは何か、どんな行動をとるべきか。 いまや情報収集はスマホ一つで簡単にでき、モノはアマゾンですぐに届く。 そんな社会だからこそ、「付加価値」の重要性が高まっていると思います。 付加価値とは、 「特定の人・場所・施設や何かの商品・サービスな

          付加価値とセカンドペンギン

          まちのオタクを目指す

          こんばんは。 ある番組を見ていて「オタク」という言葉の由来が気になりました。 Wikipediaによると、アニメやゲームなど、趣味の愛好者が会話する際、二人称に「お宅」という言葉を使っていたことが由来するそう。 その会話を聞いていた周りの人が、ある一定のことにとても詳しい愛好者たちを指す言葉として、オタクを使い始めたのでしょうか。 さて、昨日のつづき 第二章 事例に見るコミュニティ・ビジネスの特徴今日読んだ部分の、コミュニティ・ビジネスの特徴は3つ ・地域資

          まちのオタクを目指す

          地域と高齢者

          こんばんは。 昨日のつづき 第二章 事例にみるコミュニティ・ビジネスの特徴今日読んだ部分に書いてあった、コミュニティ・ビジネスの特徴は以下の3つでした。 1.地域に密着している 2.地域問題への気づき 3.高齢者の活躍 1.2については、地域をよく知り、現場でニーズがある部分を探し、ビジネスに繋げていくことがポイントになりそうです。 複数の事例紹介がありましたが、ビジネスモデルとしては、会費制になっていたり、一口○万円というような出資金の集め方であったり。形は様々

          「事業=ビジネス」へのこだわりは難題か

          こんばんは。 昨日のつづき 第一章 コミュニティ・ビジネスとは何か章全体として挙げられた、コミュニティビジネスの特徴を一部抜粋します。 ・住民主体であること ・適正規模、適正利益であること ・営利追求型ビジネスとボランティアの  中間領域的な位置づけであること コミュニティ・ビジネスに取り掛かる際、共に事業に取り組む仲間、資金調達に手を貸してくれる人、事業に賛同してサポートしてくれる人等、地域内のつながりを少しでも広げ、その人脈こそが最大の武器になることも、なんとな

          「事業=ビジネス」へのこだわりは難題か

          コミュニティ・ビジネスの意義は

          こんばんは。 昨日のつづき 細内信孝さん「コミュニティ・ビジネス」 第一章 コミュニティ・ビジネスとは何か この章ではコミュニティ・ビジネスの視点についても触れています。 いままでのビジネスでは、売上高や利益率といった視点が重視されました。しかし、コミュニティ・ビジネスの場合は、もちろん組織を維持するために必要な範囲でそのような視点も重視しますが、むしろ、ビジネスの社会的位置づけや地域での位置づけを強調するところに特徴があります。(細内,2010,p.20) 大企

          コミュニティ・ビジネスの意義は

          地域活動に「ビジネス」は必要か

          初投稿です。 自分のアウトプットの場として使っています。もしご覧になられた方がいましたら、わかりにくい部分があるかと思いますがご容赦ください。 投稿内容は、読んだ本の感想や、自分がその日に考えたことを日記的に記録していきます。 早速、第一弾は細内信孝さんの「コミュニティ・ビジネス」です。 この本を選んだ理由は、私が日本の地域社会の課題を解決する一つの視点として、「ビジネス」という視点も取り入れてみたいと考えたからです。 私は人生を少しでも幸せなものにしたいと

          地域活動に「ビジネス」は必要か