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ブランド

2022年の1月にブランドを立ち上げて
早1年11ヵ月が経っている。
この1年11カ月間はとても早く
あっという間に感じた。
現在は全国14店舗の野球用品店様で
自身のブランドであるFIVEを取り扱って頂き、
各種SNSも本当に少しずつではあるが
一歩一歩数字を伸ばしている。
ブランドを立ち上げる前から、
販売店様を獲得するのも、SNSのフォロワーを伸ばすのも簡単ではないと覚悟はしていたものの、想像以上に地道な作業です。

どの業態でも自身でブランドを運営することは
以前よりも簡単となり、SNS等でも情報を届けるのは簡単になった。
これは野球用品でも同じでここ数年間は同じで、職人である私の元へもOEM製作の依頼が
度々寄せられる。
そのような依頼があった場合は必ず
安易に依頼を受けるのではなく、
コンセプトや想い、販売方法など
あらゆる要素をお聞きして製作に
携わるかを決める。
2021年の11月に独立してからまだ一件も
新規のOEM製作に携わっていない。
職人になって依頼、何名かのOEM製作に
携わらせて頂き、1〜2年で稼働しなくなる
ブランドを嫌というほど見てきた。
だから製作者としてブランドを生み出す意味や
意義を深く考えるようになった。

ブランド運営と言うのは、
ストーリーや世界観が大切です。
でも、それ以上に大切だと感じているのが、
日々の地道なプロダクトであり、発信作業であると感じる。

ブランドや製作者である自分と言う存在を知ってもらうのは、コツコツと積み上げていくしかないと感じる。

『YouTuberやTikTokerなどのインフルエンサーに依頼して認知を増やしたら?』などの
アドバイスを受けることもる。
認知を増やすのには効果的だが、
購買には繋がらないと感じている。
実際に同業界にいる友人や
バッグの製作、ブランド運営をしている友人が
インフルエンサーに依頼した。
確かに認知だけは一瞬増えたと感じたらしいが、売上にはまったく反映されなかったそうだ。
インフルエンサーが意味がないと言いたいのではなく、
その前にブランドの基盤を自身で固めていく
地道な作業がまず重要だと感じる。

勿論認知を広めていくことも重要です。
でも、それ以上に愛されるブランドなのかを
日々考え構築していくことが何よりも大切。

ブランド運営は長期戦。
目の前の売上を作りつつ、
永きに渡って構築していくのは、
頭を働かせ、自身で汗をかく以外の
方法はないと考える。

もっともっと愛されるブランドを目指して。




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