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ブラック・ウィドウ上映における判断

昨日7月8日からブラック・ウィドウが日本で公開されている。

ほぼ同時となる今日7月9日からDisney+でも配信となった。

ディズニーの映画についてはラーヤと龍の王国同様、大手シネコン数社が上映していない状態である。ただしラーヤとは異なり、109シネマズは上映している。

このためか、日本ではTOHOシネマズ(東宝系)のみにあるMX4Dでの上映並びにティ・ジョイ(東映系)と松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX、ピカデリーなど)が大半を占めるドルビーシネマでの上映もないという事態になった。

昨今は鬼滅の刃や名探偵コナンなどのアニメでもMX4Dなど単価の高い特殊上映がヒットしているだけにブラック・ウィドウの未上映は痛い話だ。

特にブラック・ウィドウ含めたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品はアクションや音響が売りで特殊上映向きなだけにかなりの打撃と推察される。

また、地域によってはシネコンが未上映のTOHOシネマズ・T-ジョイ・MOVIXしかないことも多く、かなり機会損失になっていると思われる。

現状特殊上映は先週より公開のゴジラVSコングがあり、また今週封切り作品では通常上映でも東京リベンジャーズなど話題作があるとはいえ映画館側からしても損害は大きいだろう。

もちろんネット配信が封切と同時なのはライト層がネット配信に流れる可能性が高いのは事実。しかし、テレビやPC、スマホでの視聴では上記の特集上映は体感できないのも事実だ。

配給・映画館双方とも歩み寄る(例えば最初の数週は映画館の取り分を増やすなど)姿勢も必要ではなかろうか。

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