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山羊座は苦労性

「ねぇねぇ、お母さんに何か言うことない?」
「……」
「ほら、言うことがあるでしょ?」
「……お誕生日、おめでとー」

……と、起き抜けの息子に無理矢理ハピバを言わせたとおり、本日は私の誕生日だ。開高健さんやタイガー・ウッズさんと同じ、12月30日生まれの山羊座だ。

出典は忘れてしまったのだけど、村上春樹さんがエッセイの中で「12月25日生まれのイエス・キリストがそうであるように、山羊座は苦労性だ」と述べていたことがあった。そんな村上さんも山羊座だ。

私は占星術の専門家ではないので、山羊座の人がどんな傾向をもつのかはわからないけれど、確かに苦労性というか、苦労や困難と正面切って向かい合う人が多いのかなーとは思う。「自分に厳しい」というかね。

ビートたけしさんも松任谷由実さんも宇多田ヒカルさんも尾田栄一郎さんも、みーんな山羊座で、自分の中にある「基準」を大切にしながら、己への厳しさを抱え、独自の道をガスガスと進んでいるイメージだ。

じゃあ私はどうなのかというと、自分に厳しいほうではあると思う。でも、その厳しさが、先述のすばらしい方々のように「自分基準」ではなく、他人と比べて「私はまだまだ」なんて感じで生まれているような気がするのだ。

他人を基準にしてしまうと、自分をおろそかにしかねない。私も少々セルフネグレクトの傾向があるので、まずは自分なりの基準を設けて、自分への厳しさを生み出そうと思っている。なので、noteでの最初のエントリで書いたとおり、飽きっぽい私がここまでnoteで書き続けられたのはすごいことなのだ、と朝から自分を褒めている。

来年も自分に書けることをしっかり書くことを目標に書いていこうと思っております。どうぞみなさま、よい年を。

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