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【HSP】共感性の高い人へ8つのヒント

共感能力の強い方へのヒントをまとめました。

1 自他の境界線を意識する

エンパス体質の人は、
自分と他人の境界線ががひじょうに薄いのが特徴です。
そうでない人がごく自然に分けてはじいている、
自分とそれ以外の異質なもの。
境界線の曖昧なエンパスの人は、
はじくことなしに入ってきてしまうのです。

まわりの人の感情がわかってしまうので、
振り回されることも多くなります。
「これは相手の感情だな」とわかるならまだしも、
自分の感情のように感じてしまうことも多いのです。

気がついたら、エネルギーが落ちていて、
「なんだかやる気がでないなあ……」
と理由がよくわからない場合も。

この対策としては、
アンテナをオン・オフにするという技が有効です。
人の多いところなどでは、
意識的にエネルギーをたたんで、
シールドを張っておくイメージです。

※これについては3を参照のこと。

受容的なエンパスの人は、
相手の相談に乗ったりする機会が多いでしょう。
つい相手の感情に同調しすぎて、
一緒になってエネルギーが落ちていることも。

自分と他人の課題を混同しないようにする必要があります。
苦しんでいる人がいると放っておけないエンパスの人は、
人の課題にまで首を突っ込んでしまうことがあります。

自他の区別をしっかりとつけることは、
自分を守るためでもありますが、
相手のためでもあるのです。
相手の感情に同調して尽くしすぎるのは、
相手の学びのチャンスを奪うことになりかねないからです。

2 痛みや苦しみにフォーカスしすぎない

心優しい共感体質者は、困っている人を見ると、
自分のエネルギーを分け与えたいと思うかもしれません。
しかし、過剰にエネルギーを与えていると
自分が弱ってしまいます。

そういう弱みに付け込まれることもあります。
善良な人はエネルギーを吸着されることも。
吸着する側の人はわかってやっている場合もありますが、
無意識に光を求めて集まってくることも多いのです。

「エネルギーヴァンパイヤ」などと言われたりしますが、
それは特別な人ではないのです。
パワハラをする上司であったり、
依存的な身内や友人であったりと、
ありふれた身近な人の中にも存在します。

もしもあなたが、献身的なエンパスであり、
過剰に他人の痛みや苦しみに共感してしまうなら。

あなたのフォーカスしているマイナスの感情から、
一歩引いて距離を置きましょう。
むやみに同調することは、
相手のクリアすべき課題を奪っているかもしれません。

相手が自分自身の力で乗り越えられると信じてみましょう
繋がっているエネルギーのコードをはずすことも、
優しさだという視点を持つことが大切です。

エンパスの人が健全な状態で、
エネルギーを枯渇させずに愛を循環させること。
活力がみなぎっている状態であること。
それこそが、より大きな視点で見ると、
地球全体への奉仕になるのではないでしょうか。

自らのエネルギーレベルを落としてしまうような、
お相手への過剰な同調、フォーカスの仕方をしていないか、
いまいちど見直してみましょう。

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3 イメージの力を使おう

自他の境界線をどう引けばいいの?

そう思われた方も多いのではないかと思います。
イメージの力を借りることは、
エンパスの方の対策としてたいへん有効です。

実際に結界を張るイメージをするのがおすすめです。

たかが想像、されど想像。
イメージの力はあなたの思い描く以上に、
影響を与えるものなのです。

美しい光や心地のよいエネルギーが、
あなたのもとに降り注いでいるのを
ありありとイメージしましょう。
光やエネルギーがあなたを包み、
繭のように守ってくれています。

ヘミシンカー、ジーナさんが、
『結界には解放系と閉鎖系があるよ』
という話をブログで書いていらっしゃいます。

感謝している時、普遍愛の中で祈る時、
あなたの内側から放たれる輝きは大きく、
ネガティブな存在は近寄れません。

これが解放系です。

対して、閉鎖系の結界というのは、
余計なものが侵入しないように、
イメージの中でバリアを作って自分を囲うものです。

どちらが優れている、ということではなく、
これを必要に応じて使い分けたり、
組み合わせたりすることで、
身を守れるようになっていきます。

閉鎖系だけですと、
攻撃するものがいるということが前提になりがち。
私の場合は、基本となるのが解放系かもしれません。

普遍愛の心を育みつつ、
上手なバリアの張り方も覚えていく

どうしてもコンディションが整わず、
エネルギーが落ちてしまうこともありますから、
結界を張って身を守ることが必要になります。

好きな色の光を使う、
必要と思われる色の光を注ぐ、
また、愛で満たすのもよいでしょう。
自分の気に入ったイメージで自分を保護しましょう。

4 自分軸を作ろう

エンパスの人は、知らず知らずのうちに
まわりの人を優先させてしまいます。
自分よりもまわりを優先させていると、
自分を見失ってしまうことがあります。

周囲に気を遣いすぎて疲れてしまったり、
本音がわからなくなったりすることもあるでしょう。

誰かにあなたのエネルギーを譲り渡さずに、
あなたの内側にエネルギーの中心を戻しましょう

あなたの権限をどこか別のところに譲り渡さず、
あなたは自分自身の中心にいてください

エンパスの人はこれまで以上に、
意識して自分軸を作っていく必要があります。
自分の中に湧き起こる、
些細な違和感を見逃さないようにしてください。
小さな違和感は、
感覚が他人軸に振り回されていることを教えてくれます。

最初はわかりにくいと感じるかもしれません。
あまりにも長い間、
自分よりもまわりを優先してきたので、
違和感を飲み込む癖が身についているのです。

あれ?
何かもやもやしているぞ?
どこか、しっくりこない感じがする。

そんな想いを拾っていくこと。
日々の習慣にしていくことで、
徐々に自分軸がはっきりしてくるでしょう。

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5 瞑想を活用しよう

瞑想でストレスホルモンを減らすというのも、
エンパスの方にとって有効な対策の一つです。

外部からの刺激に振り回されがちな人にとって、
瞑想は疲れた脳を落ち着かせてくれる効果があります。

瞑想は科学的に、さまざまな効果が証明されています。

特に副交感神経を活性化するので、
リラックス作用が高く、
エンパスさんの高ぶった神経を緩めてくれます。

瞑想は、免疫力を高めることでも知られています。
ストレスホルモンの軽減にも役立ちます。

なにより、
いまここにいることの充足感を味わうことができます。

瞑想には様々なものがあります。
定番となったマインドフルネス瞑想もよいですし、
イメージの力を借りる誘導瞑想も効果的です。

ご自身に合ったやり方を見つけましょう。
私も、瞑想についてもっと深め、
ご紹介していけたらいいなと思っています。


6 アファメーションの活用

アファメーションとは、肯定的な言葉で断言すること。
言葉の力を使って、
ご自身の意図の力を有効に活用する方法です。

アファメーションもエンパスの方には、おすすめです。
自分軸をはっきりさせるのに有効な手段の一つです。

言葉は私たちの道具でもありますが、
単なるツールというだけではありません。

「言霊(ことだま)」と言われるように、
言葉にたましいを乗せることによって、命が宿ります。
うまく活用することができると、
あなたの中心にパワーを戻すことができます。

自分軸です。

アファメーションの方法は、
「私は○○です」「私は○○します」のように、
主語をつけた肯定的な文を唱えるようにします。

「私はポジティブなエネルギーの影響だけを受け取ります」
のように、心の中で唱える習慣をつけましょう。

無意識に自分以外のところにパワーを明け渡していた。
そのことに気がつき始めたなら、
自分のもとに戻すということを始めましょう。

言葉は誰でも使うことのできる、一番小さな魔法。
偉大な力を発揮してくれるのです。

7 エネルギー感受性を活かす

エンパスの人に忘れてほしくないのは、
あなたはよい周波数への感受性も高いということ。

いまフォーカスしている世界観に
生きにくさばかりが目立っているとしても、
本来のあなたはポジティブなエネルギーに対しても、
素晴らしい感度を持っている
のです。

この長所を活かして、
あなたに合ったエネルギーの場所へ行き、
パワーをチャージしましょう。

思い出すのです。
あなた自身が持っているたましいの光が、
本来の輝きを取り戻すように。

自然の美しいところへ出かけ、
定期的にリフレッシュするのは気持ちの良いもの。

山や森林を歩くのが好き。
海・川・滝・湧き水といった水辺がいいな。
いやいや、私は岩場や、磐座だ。
赤茶けた砂漠がいい……

その人が持っている性質によって、
ぴったりな場所も変わってくるでしょう。

パワースポットとして有名なところには、
素晴らしいところもたくさんあります。

ただし、エンパスさんの場合には、
集まってくる人の気や欲望に
過敏に反応してしまう人もいるので、気をつけてください。

有名なところより、
自分が元気になれるかどうか
を基準にしてみてください。

8 定期的な自己浄化のすすめ

エンパスの方が本来の自分自身を保つためには、
コンスタントな自己浄化も大切。
受け取ってしまったネガティブな波動や、
もやもやしたものを内側に溜めておくのは
健康のためにもよくありません。

部屋の掃除をして気の滞りを解消したり、
浄化力の高いアイテムを取り入れたりするのがおすすめです。

古来よりは浄化作用が高いとされています。
盛り塩としても使われていますよね。
身を清めるために塩をお風呂に入れて使うとすっきりします。

日本酒を入れたお風呂も浄化には有効です。

浄化作用の高いハーブ・香木としては、
ホワイトセージやパロサントがあります。

ドライセージを焚くとスマッジング効果がありますが、
煙が気になる人も多いですよね。
そのような方は、ミストタイプのセージスプレーを使うとよいでしょう。

アロマテラピーやフラワーエッセンスを
生活に取り入れる方法もあります。
植物のもつパワーが、
あなたを助けてくれるでしょう。

一日の終わりには、
その日のもやもやをいったんクリアにして、
なるべく持ち越さないようにするのが目標です。

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以上、
エンパスの方に向けた対策をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。

共感能力が高いことで、
生きていく上でつらいこともあるかもしれません。

しかし、原因や傾向を知って
自分を整えていくと、振り回されにくくなります。
ご紹介した内容を参考に、
ご自身に合う方法を取り入れてみてください。

共感能力の高いあなたのよい資質が
輝くことを願っています。

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