【HSP】自分の繊細さの特徴を知ろう
過敏な方の生きづらさというのは、
繊細であることそのものよりも……
むしろ、2次的に発生すること、
〇自己肯定感の低さ
〇見捨てられ不安
〇うつ、パニック、乖離など
であったりします。
1、自分を知って、
↓
2、ありのままの自分を認め、
↓
3、対処法を自分の中で確立する
このスリーステップを意識していくことで、
ずいぶんスッキリと状況を整理できていきます。
■起こっていることのどの部分が、
もともとの気質から来ているのだろう?
■苦手なことがあるが、
得意なこと、できることもある。
■人は人、自分は自分。
■過去に起こったことは過去のこと、
今は新しい気持ちでのぞむ。
■私はひとより繊細かも、
でも、ダメじゃないんだ。
……などなど、
これまでは自動的に反応していたものを、
一歩引いて、より分けてみましょう。
これができると、かなりいい感じです。
小さな習慣かもしれないけれど、
その積み重ねが変化への第一歩です。
そもそも、HSPやエンパスの人は、
自覚がなかったりします。
〇周囲からの影響を受けやすく、人ごみが苦手
〇相談を受けやすいが、人と会って話すとどっと疲れが出る
〇相手の感情や体調が自分のことのように感じられる
〇自分の感情や考えなのか、相手のものなのかわからないことがある
〇職場や学校などで嫌な雰囲気になった時、
おなかが痛くなったり喉が締め付けられるようになったりする
〇環境からの刺激に弱い
まぶしい光、騒音、におい、肌触り、特定の味覚などに過敏
〇極度のストレスを感じると、
ぼんやりした意識(変性意識状態)に入りやすい
これらの項目に当てはまる人は、
エンパスやHSPの可能性があります。
人ごみでぐったりするのも、
他者に同調して自分がわからないのも、
ストレスでぼーっとしてしまうのも、
あまりにも通常運転(本人にとっては)なので
自覚がないのです。
ほかの人は当たり前にできるのに、
なぜ自分は疲れ果ててしまうのか……
どうしてこんなに弱いのだろう……
自分を責める方も多いでしょう。
このような気質を自覚することは、
対処法を考えるための第一歩です。
『ほかの人よりも敏感で、
まわりのエネルギーを感じやすいんだ、
だから生きにくかったんだ』
そう気がつくことで、
あなたが悪いのではなくて、
生まれ持った特徴なんだとわかります。
日本人は割合が欧米より高くて、
一説には5人に1人がHSPとも言われます。
特別なことじゃないんですよね。
仲間がいっぱいいると思っていい。
このような気質を持っている方は、
繊細で相手のことを思いやることができる、
優しい人だったりします
自分の過敏さや繊細さの特徴をよく知って、
飽和状態になる前に自分をいたわり、
ケアしていくことが大切です。
そういう自分とうまく付き合い、
特徴のよい面を活かしてゆくこと。
そこを目指してまいりましょう。
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