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女性と仕事

こんばんは。
はたらくお母さんです。

4月になり、街には新入社員として着慣れないスーツに身を包んでいる人があふれています。
私が社会人になったのは、もうかなり前ですが、なんとかまだ仕事しています。

最近は、女性はもちろんのこと、男性も「女は結婚出産しても働くものだ」と考えている人が増えてると感じます。
男よりもかなり優秀な女性が、バリバリ働く姿もたくさん目にするようになりました。

ただ、現実も伝えます。
まず、新入社員の今の時点で、意欲とか一生懸命さが男に負けてる女性たちが、多いです。まあ、男性の空回りなやる気が100%良いというわけではないですが、あの空回りしてても気にしない感じとか、根拠ない自信が、長く仕事を続けていつかプロになるには必要な気がします。
それに対して、やはり女性は誰もが卒がない。頭が良いだけに、バカになれない。

もちろん、バカみたく空回りして、最低限のマナーさえ守れない人もたくさんいるので、その人たちに比べれば何倍もマシなのですが、バカで空回りする人って可愛がられるし、諦めないんですよね。そして最後に勝つ。

新たに社会人になった女性に言いたいのが、無理はしなくても良いけど、少し浮いてるくらいに一生懸命な感じで仕事をすると良いと思います。
死に物狂いで勉強して行動して失敗して経験を積むこと。これ、みんな同じこと言うのですが、頭でわかっていても徹底できないのは女性に多い気がします。
とにかく、アホみたいな失敗をたくさんして怒られていたり、いかにもみっともない顔で必死にリカバリーしようとしてたり、オフィス中からお荷物扱いされ居場所無さすぎ状態の女性ってあんまり見たことがないんですよね。
でも、徹底的に無能で無様で惨めな自分を直視して、「仕事させてもらってる。自分の命差し出すくらいしないと仕事ってさせてもらえないんだ。」とどこかで腹落ちしないと、今後社会で通用するだけの能力は得られないような気がします。天才は別だけど。
といっても同期の女で卒なく仕事してるのに評価されてるやつがいたりするんだよな〜!これは私のように無能な人間だけが受け入れねばならない現実。

もう一つの現実。
女性は、子供を産んだらキャリアは終わり。
もし、まだ子供がいない人に言えるのは、自分の子供はあなたが考えている以上にかわいくて大切で、そしてあなたの時間と思考を奪います。

これは、今のご時世かなり批判をくらいそうな内容ですが、補足するとプロとしてのキャリアは終わり、というのが正しいかと思います。
幸いここ数年で共働きの環境は良くなり、子供を育てながらでも仕事は続けることはできます。でも、プロとしてのキャリアは終わると考えた方が良いと思います。もっとも、自分が死ぬほど努力したり、家庭や子供を犠牲にすることを厭わなければ話は別ですが。あとは天賦の才能を持っている人とか。キュリー夫人みたいな。

男性もだいぶ子育てするようになり、単に世話するだけでなく心から子供のことを考えてる人が多くなったので、今は女性だけの話ではないかもしれません。男性も、自分の子供が生まれたら、キャリアは終わる(それ以上は上に行けない)と思った方が良いし、もし上に行けてるならそれは大して子育てしてないんだと思います。すくなくとも自分の妻よりかは。

仕事は悲しいかな自己を犠牲にして初めて成長するものかと思います。少なくとも40歳くらいまでは自分をとことん犠牲にしてくらいつく感じ。
そんなとき、仕事より大切な子供ができたら、そっちのために自分を犠牲にするので、仕事は成長ストップしますよね。

これ、ほんとによほどの人じゃないとどっちも150%!みたいなのは無理です。

いま、私の周りでそれなりの仕事をしている人は、子供のいない女性か、男性ばっかり。クリエイティブな仕事ではないから特にかもしれない。

本当に今の潮流に逆らうようだけど、仕事で成功したいと思ったら、女性は特に子供は持たない方がいい。これはほとんどの人が言わないけど実は知っている現実。ちゃんと子育てしながら、仕事も活躍したいなんて、自己を犠牲にしてプロとして働いてきた人たちにとって失礼。母になるって、仕事って、そんなに甘いもんじゃない。

でも、言いたいのは。仕事のゴールはどこなんだろう?という話。男性はお金や地位が得られれば良いから、良いのかもしれないけど、仕事で最後に得られるものは、実はあまり多くなさそう、というのが私の印象。

仕事はみんな尊いと思うけれど、そうはいってもいつしか出世や自分の地位名誉のことばかり考え始める人のなんと多いこと。
60歳過ぎて、老害扱いというかおじいちゃん扱いされている元チーフなんとかオフィサーも多いことを私は知っている。30代40代の時はそりゃカッコ良いだろうよ。でも、みーんな歳をとりいつか死ぬんだし座席は多くないから自分の代わりがもういるの、いくらでも。それなのに、一度地位を手にすると手放したくないようで、なんとかかんとか役職作ってもらって定年きて退職してもなぜか会社に来てる。それが側から見ているととても痛々しくて悲しい。

子供ではなく仕事をとった成れの果てがそれなんだったら、私は子供を持ちよかったと思う。
ただし、頭が悪くてのろまで不器用な上に子供を持った私は、仕事での活躍や地位名誉なんて、知らない世界の話なんですけどね!

まとめ
女性は、今の時代でも、仕事に生きるか家庭に生きるか、実は割と二元論である。






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