見出し画像

発語無しについて

発語無しについて
重度自閉の人で発語無しの人も考えているし、コミュニケーション能力はあります。ただ表出の仕方が分からず、クレーンやジェスチャーや絵記号で人に知らせる事ができます。
「自閉症の僕が跳びはねる理由~会話のできない中学生がつづる内なる心~」は
東田直樹による本が内心の声→ として有名です。私が興味深く読んだのは「マインドツリー」というインドの重度自閉症発語無し児が、6歳の時に母親にアルファベッド文字を教えてもらい、文字で文章を書くようになった本です。12歳で渡米しそのまま滞在。重度自閉児が詩を書くとは考えられず研究者の対象にもなりました。

はじめ会話は全て母親の手作り文字を指差し、母親が素早く読み取るという東田さんと同じですね。最近では、→ スマホやパソコンで文字入力すれば声もでます。東田さんやインドの人と同等にはならないかもしれないけど、コミュニケーションには沢山の方法があるので諦めないでもらいたい。そして幼児期の脳は順応性もあるので、ゆっくり辛抱強くその子にあった表現方法(
何が功を奏するか)をみつけてあげてね。

Mind tre は残念ながら日本ではでてないようです。Amazonで買えます。英語ですがかなり優しい英語で書いてあるので良ければ読んでみて下さい。多数の詩もあります。かなり古いですが、彼の成長がみれます。もう一つはネットで読めますが、彼のファンタジーが入り過ぎて読みにくく熟読してません。

お勧めはマインドツリーです。

教える方法はひらがな入力であいうえおではなく、
ひらがなで言葉として教えてあげるとわかりやすいようです。はいと入力して声読みを押すと反復できるようにするといいでしょう。いいえ、ばなな、すき、おかし、おちゃ、といれ、おふろとひとつずつ増やして教えてあげてね。おはよう、おやすみとか挨拶は日本語入力のアイパッドは便利、入力したのを読み声にすると本人も面白くほかの人にアイパッドで挨拶できますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?