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やりたいのにできないストレスの対処法
やりたいことがあっても金銭面や時間の問題で諦めてしまうことがあるかもしれません。
やりたいことがあるのにできないって大きなストレスです。諦めれば忘れられるわけではないし、やりたかったのに諦めたことって強く記憶に残ってしまう場合も多くあります。
旅先で食べれなかった食べ物とか、行きたかったのに急遽キャンセルになった旅行とか、行きたかった大学とか、就職したかった会社とかって執拗に記憶に残りやすいです。
私も未だに18年前に合格できなかった大学のこと強烈に覚えてます。テレビでその大学の近くが映し出されると寂しくなっちゃったりします。未練たらたらです。
やりたいことができないストレスは早めに対処したいものです。私のように未練たらたらになるまで熟成してしまうと、ふとした瞬間に思い出して気持ちが過去に引きずりこまれて今が置き去りになってしまうから。
結論から言うと、「やりたいことがあるけど、できない・・・」そう思ったときは、「今すぐできる!すぐできる!実はできる!」と思ってみてほしいんです。
全然納得できなくても、とりあえずそう思ってみてください。
”とりあえず”がとにかく大事です。
人は「できない」と一度思ってしまうと、その証拠を自然と集めてしまうものです。これは一度自分が決めたことを守る防衛本能とも言えます。
この防衛本能の欠点としては、「できない」と決めてしまうと「できる」要素を完全に見落としてしまうことです。
実は私も完全に「できる」を見落とした一人です。
ここ数年子育て真っ盛りで、汚れてもがっかりしないプチプラな服や小物や靴をいつも身に付けていました。
ある時、娘が通う幼稚園にお迎えに来ていたママさんがサンローランのバックを持っていて、その姿がめちゃくちゃカッコよかったんです。
そのママさんがモデルさんみたいにスラっとしていたし、髪型もメイクもいつもちゃんとしているのも相まって、バッグがきらっきらに輝いて見えました。
「私も、あれが欲しい。」
私の貪欲心に火がついた瞬間でした。
早速娘と家に帰って、娘がEテレを見ている横でサンローランのサイトをチェックしてみることにしたのです。
「高い。やばい高い。」
全然気楽に手を出せる額じゃありませんでした。予想はしていたけどしゅるるるる~と貪欲心の火はあっという間に手のひらサイズになりました。
この時には薄々気付き始めていたんです。
サンローランのバッグがどうしても手に入れたいわけじゃないことを。
私は値段の高い物を身に付けて、値段が高い物を身に付けている自分に酔いたかったんです。
そこに気付いた時、私が持っている一番高い品を思い出しました。
ダイヤが付いた結婚指輪です。
前職は医療職だったので、患者さんを傷つける危険性がある指輪はつけられず、休みの度に着け外すのも面倒で結婚してから6年間に5回くらいしか着けていなかったものです。
さっそく大事にしまっていた引き出しから結婚指輪を取り出して左手の薬指に付けてみました。
最高でした。
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私の貪欲心が急に満たされて、サンローランのバッグは懐がしっかり温かくなってからでいいやと思えるようになったのです。
やりたいことって実はすぐに出来ることだったりします。ただ見えていないだけ、気付いていないだけということも多くあります。ぜひ、「できない」と思ったことを「今すぐできる!」と思って考えてみてください。
指輪の他にも、やりたいけど諦めていたことが実はすぐにできた経験があります。
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