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嫌いな人がいる自分との向き合い方

世の中には全く価値観や考え方が同じ人はいないから、どうしたって合わない人が出てきます。その中に嫌いな人も当然出てきます。

嫌いな人と関わりの中で嫌いな気持ちを我慢するのではなく、考え方や嫌いな人に対する見方を変えることでつらくならずにいられることができます。

心理カウンセリングの考え方を使って、その方法をお伝していきます。



嫌いな人がいる自分を認める

私達は幼少期に「みんな仲良く」「友達を大切にしよう」と言われて育ってきました。人とうまく付き合っていくことの大前提になる考え方ですが、守れないことも出てきます。

この先生や親から言われてきたことを守れないと、ちゃんとできない自分を責めてしまうことがあります。特に真面目な人、優しい人、正義感が強い人が当てはまります。

「みんなと仲良くなれない私はダメな人間」「友達を大切にできない私は冷たい人間」と、約束を守れない自分を責めて、約束を破らないようにどんな人とも仲良くしようと無理をしてしまうのです。

でも人は色々な価値観を持っています。言葉で具体的に表せなくても生理的に好きになれないことも当然あります。

嫌いな人がいることは、人としてとても自然なことです。

嫌いな人がいることを責めたくなるかもしれませんが、みんなと仲良くなれない自分や、色々な人を受け入れられない自分を認めていいんです。そんな自分のことをダメな人間とか、冷たい人間と思わなくてもいいんです。

ぜひ嫌いな人がいたら独り言で「あの人大っ嫌い」と口にしてみてください。

嫌いと思う気持ちを否定せず尊重するだけで、無理に人付き合いをしなくてもいいやと思えるはずです。


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