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言い返せなかったことを後悔した時にしてほしいこと

ふとした瞬間に過去を振り返って「あの時言い返せばよかった!!」と怒りが湧いた時に読んでほしいコラムです。

過去に上司に理不尽なことで怒られた時、彼氏に酷い事を言われた時、親や先生から衝撃的なことを言われた時、なにも言い返せずに黙っていた経験があるかと思います。

きっと、誰にでも一度はあるんじゃないでしょうか。私にも、もちろんあります。

時が経って、様々なことが理解できた瞬間に怒りが湧いて、そんな時にどうしたらいいのか困惑する時もあるかもしれません。

怒りが湧いた時には相手はもうすでに目の前にその人はいないことがほとんどです。その時に責めてしまうのは、言い返せなかった自分だったりします。

「なんで黙り込んで言い返せなかったんだろう」

「ちゃんと言い返せばよかった!」

こんな風に反省と後悔をすると、徐々に「言い返せなかった私が悪い」というニュアンスが付いてきてしまいます。後悔しながら、無意識に自分を責めてしまいます。

過去に言い換えせなかったことを後悔して傷ついている自分をさらに責めないためにしてほしいことがあります。

それは「あの時はしょうがなかった!」「あれが最善だった!よくやった!」と全面的に自分を守ることです。

あの時は言い返せなかったのではなく、『言い返さない』というベストを選択してきたはずなんです。

傷付いた自分を守るため、物事がスムーズに進むため、誰かのために言い返さないという最善を選択したはずです。

過去を後悔したくなったら、過去の自分を褒めて認めてみてください。それだけでも怒りや悲しみは癒えていきます。

そして不思議なことに、過去の自分を褒めてさらに認めると、理不尽で嫌なことをしてきた相手のことがどうでもよくなってきます。

ふと過去の出来事を思い出したとしても「そんなこともあったな~」くらいにどうでもよくなります。

もし過去の誰かに対して怒りが収まらない時は、過去の自分の行動に対して怒りが収まっていないのかもしれません。

「あの時よく頑張ったね」
「あの時偉かったね」

そんな言葉を自分に掛けてあげてみてください。

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