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寝る前の娘への言葉

長女は今3歳。

初めての子どもということもありましたが、長女を育てることは本当に大変でした。

赤ちゃんの時は、離乳食を全然食べずおっぱいばっかり。

授乳を一日中ずーっとしていると、乳首も痛くなるし、貧血でフラフラになります。

やっとおっぱいを卒業したと思ったら、今度はイヤイヤ期に突入。

朝起きてから寝るまで「ナイ!(嫌という意味合い)」しか言わない。

スーパーでは出口に向かって脱走を図り、コンビニではお菓子を沢山書いたいと床に突っ伏して大泣きする。

あーもう子育て嫌だ。

あーもう逃げ出したい。

あーこのままだと嫌いになりそう。


夜になるとネガティヴになって、明日の朝旦那が出勤したらまた娘と2人きりになって辛い思いをしなきゃいけないんだと思うと怖くて怖くて寝付けなかった。

いつか叩いたらどうしようと怯えていました。

でも、私本当は長女のことが大好きでした。

大好きだからイライラする。

大好きだからこんなにも悩む。

寝る時に本当は「早く寝て!!!」なんて怒りたくない。

どうしよう。

どうしよう。

沢山沢山悩んで、寝る時に「大好きだよ」って言うことを決めました。

最初は完全にウソでした。

昼間のひどいワガママを思い出すととても「大好き〜」なんて言えない。けれど言うって決めたから言う。そんな感じでスタートしました。

それに慣れないと気恥ずかしい。

親にも大好きなんて言われたことないし、口に出して言うなんてちょっと頭悪いみたいなんて思っていました。

それでも毎晩毎晩言い続けました。

言い続けると慣れるもので、気恥ずかしさも無くなって、逆に自分に母性がちゃんとあるんだと確認できる安心材料になりました。

時が経って言葉が沢山喋れるようになった長女が、ある日の寝る前

「ママ大好きよ〜」

と言ってぎゅーしてくれました。


正直びっくり。

そして、私の愛情ちゃんと伝わってたんだ。

ちょっと伝わってた。

良かった〜。

そうものすごく安心しました。

思春期になって「ぎゅーしないで!」って言われるまで続けようと思っています。

おやすみ前の「大好きだよ」は長女への愛情表現でもあるけれど、私に「あなたはステキなママだよ。いつも偉いよ!」という励ましでもあります。


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