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人を嫌いになる理由も好きになる理由もなくていい
人を嫌いになる時も、好きになる時も理由なんていらないと思っています。
人を好きになる時に理由なんてなくていいって納得できるのに、嫌いになる時は理由がないといけない気がしちゃうかもしれません。
理由なく人を嫌いになるなんて、心がないというか、酷い人みたいに思われそうですし。
よくあるのが、人を好きになる時は「一緒にいると楽しいんだよね~」みたいにふわっとした理由でも周りの人は納得しますが、人を嫌いになる時に「一緒にいるとしんどいんだよね」と言ってもすんなり受け入れてもらうことって少ない気がします。
「なんでしんどいの?」って聞いたり、「どうしたら好きになれそう?」とその人を好きになるように考えさせることもあります。
私もつい最近、娘に嫌いな人が出来た時に「なんで嫌いなの?」って何気なく聞いていました。たくさんの人を好きになって、たくさんの人と仲良くしてほしいという親としての期待から出た言葉なんだと思います。
でもよく考えてみたら、その人を嫌いな理由を明確に言える人なんていないですよね。
「あ~この人の隣にいたくない」「なんか一緒にいると疲れるな」というように、なんとなく嫌いってことが誰にでもあると思うんです。
その人を嫌いになる理由は心理カウンセリングで見つけることもできますが、「この人を通して自分のことを知りたい!」と興味を持った時だけでよくて、普段はもっとサラッと人と関わっていく方が絶対に楽です。
離れたいと思ったら会わないようにしてみたり、一緒にいたくないと思ったらお誘いを断ってみたり、そんなシンプルな対応の仕方をしてみることが人間関係を楽にしていきます。
人を嫌いになる時に明確な理由なんてなくていいんです。
そして人を好きになる時も、ちゃんと理由がなくていいんです。
もっと話したいと思ったから話してみたり、一緒にいたいと思ったから一緒にいてみたり、というように深く考えずになんとなくした行動がお付き合いや結婚に繋がるように思います。
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