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心が楽になるコラム

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心理カウンセリングの考え方を使った心が楽になる方法をお伝えしています。
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2024年5月の記事一覧

悩みは頭の中の5歳の子に聞いてもらう

いま悩んでいることがあったら、難しく複雑に考えるのを一度やめてみてください。 そして5歳の子に説明できるくらいシンプルに現状を整理して、同じく5歳の子が理解できる言葉で解決策を考えてみると簡単に悩みの答えに辿り着けます。 悩みを持つと、長い時間をかけて考えてたくさんの人に相談した方が最善策にたどり着ける気がするかもしれませんが、実際には答えに辿り着くまでに長い時間を要してしまいます。 悩みは考える時間が長くなるほど、不安を掻き立てる妄想が膨らんで『いまの自分はどうしたい

別人を演じるのはやめちゃえ

幼い頃は与えられた環境の中で上手に立ち回るために、本来の自分とは違う人物を演じることがあります。 本当は不器用なのに、しっかり者を演じないといけなかったり。 自分の意見をちゃんと持っていたのに、静かに黙っている人を演じないといけなかったり。 寂しがり屋なのに、一人で平気な人を演じないといけなかったり。 人によっては、家庭や学校で使い分けなきゃいけなかったかもしれません。 別人を演じることはすごく大変なことです。常に気を張らないといけないので、毎日疲れていたかもしれま

人間関係が大変なのは、いままでに学んだノウハウが自分に合っていないだけ

人間関係においてのノウハウは、家族とか学校とか就職した会社で実体験の中から学んでいきます。 いままでに学んできたノウハウは狭い社会の中で正解だったとしても、いま居る環境には合わなかったり、いまの自分には合わないことが多くあります。 私の話になりますが、私が生まれ育った家族は典型的な『父親が一番偉い家庭』でした。 表では父親の言うことに従いつつ、裏では他の家族が父親の文句を言い合うことで家族のバランスを取っていました。 そんな家庭で育ってきたので、結婚したからも一家の主

焦りに振り回されない5つの考え方

焦りは行動力の起爆剤になります。 小学生の頃、夏休みの残り日数が少なくなった時にめっちゃ焦って初めてやりたくなかった宿題に取り組めたような経験があったと思います。 テスト勉強や受験でも、周りと比べて焦ったことがきっかけで勉強に取り掛かれたりしますよね。 焦りは力を出すために必要ではありますが、常に日常生活になくてもいいと思っています。 ずっと焦っていたら、単純に心が持たなくなっちゃいます。 いつも自分ではない何かにエネルギーを出すスイッチを押し続けてられているような

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メンタルを守るために心のエネルギーを枯らさない

メンタルの不調が起こるきっかけに、「やりたくないことを頑張ってやり続けてしまうこと」があります。 やりたくないことをやり続けるってすごくエネルギーを使います。 気付いた時にはエネルギー切れになっていて、うつ病を発症してしまうなんてこともあるほどです。 やりたくないならやらなきゃいいじゃない!と思うかもしれませんが、案外自分では「やりたくないこと」そのものに気付けないことってよくあります。 理想的な自分になるために仕方がないことだと思っていたり、常識的にやらなきゃいけな