水って。。。
私、16時間断食ダイエットを
やっているんですよ。
1日24時間のうち、16時間は食べず、
残りの8時間は自由に食べられるというもの。
これはあまり我慢せずにできるし、
胃腸を休めるのにもいい感じです。
でも、この食べられない16時間のあいだ、
「水(またはお湯)しか飲めないんだよな」と
ちょっとふてていた私。
コーヒーとか紅茶とか
嗜好飲料が飲めないのはやだよな、って。
いや、水しか飲めないって、なに?
「水しか」っていう、その水をないがしろに
してるのか、私?
ちょっとそれに気付かされたんですよ、
さっき、キッチンで洗い物をしている時に。
正面の窓ガラスに、蛇口から垂直に流れ出る
水がうつっているのが目に入ったんです。
光りながら、ニョロニョロ、チュルチュルと。
普段は気にとめたことなんてなかったのですが
あらためて注意して見ると、
このニョロニョロ、チュルチュル、
グニャグニャしてるもの、これって何?と
びっくりしません?
「水」を見たことがなかったら、これ、
理解できないと思うんです。
掴もうと思っても掴めないし、
でも、手は濡れてるし、
気温によって気体、液体、固体と変化するし。
これがなければ生命体として
生きていけない私たち。
でも、大波や土砂災害などで、その生命体を
飲み込んでしまうこともある「水」。
イギリス海岸南部のこの町。
昨日から大雨が降ったりやんだりで
空気全体が、しとしとと潤っています。
雨の合間に歩いた、早朝のイングリッシュ
ガーデン。その一角は、大木の葉っぱが落とす
雫の音がパラパラと響いていて、
そこだけ、まだ雨の空間。
雨季のタンザニアを思い出しました。
あそこは雨季と乾季がパックリ2つに
分かれていたんですよ。
もう土埃だらけでたまらん!
早く雨、降ってくれ!という極限まで待たされ
やっと雨季になったかと思ったら、
今度はすべてが泥んこにまみれて、
ヌメヌメ、ベトベト。
ここでまた、あぁ、早く乾季になって、
これをカラカラに乾かしてくれ!と
懇願する始末。
今は、潤い満点のイギリス。
潤いすぎて、洗濯物が乾きません(苦笑)。
極度乾燥地帯だったモンゴルに送ったら、
あっという間にパリッパリに
乾くんだろうけどな。
地球を包み、めぐりめぐっている水。
降り続く雨に、これを感じた午後でした。
写真)イングリッシュガーデンの一角。
しっとり潤った緑が濃く光っています。