【5】緊張の対処法。
こんにちは。
今日は、「緊張の対処法」について考えてみました。
緊張しやすいタイプ?しにくいタイプ?
緊張。しやすいタイプ?
しにくいタイプ? どちらでしょうか?
私は、自分では「本番には強い」とは思っているのですが、
それ以外の場面では、とても緊張しやすいです。
例えばスピーチの順番が回ってきそうな時、
ライブ以外の場所で歌う時、
ドキドキして、ちょっと震えるほどです。笑
「私は本番に強い」というのは、
「自分は運が良い」というのと同じで、
強力に自分に思い込ませています。
緊張する場面は、いつ?
緊張する場面というのは、
● 慣れていない事に対して、出来るか出来ないか分からないことをやる。
● 失敗が許されない。
● 実力以上の力を出そうとしている。
● 人の目が気になる。
● 評価が気になる。
などの時でしょうか。
最も緊張した場面は、、、。
初めてステージで歌ってから30年ちょっと経ちます。
私の初めての演奏から数回は、緊張で記憶がほぼありませんでした。
が、さらに緊張する場面として、
学生時代は、関西ローカルのテレビの生放送で歌ったり、
時には、生徒さんの発表会の後の講師演奏という名目で、
大勢の生徒さん、親御さまの前で歌うこともあります。
銀座の百貨店の店内のエスカレーターの前のステージで、道行く人に向かって歌うお仕事もありました。
そういえば一番緊張したのは、
10年すこし前に、東京国際フォーラムの大ホール(A)のゴスペルのイベントでソロが回ってきた時です。。。あの時は、緊張で耳鳴りが止まりませんでした。
それはそれは緊張します。震えるほど 笑
他にも、ブッキングのライブ、イベントなどでも、
いつでも、緊張を感じないことはありません。
しかしながら、
少しずつ場数を踏んで、今は自分なりの対処の仕方が出来てきました。
緊張を和らげる方法。~ハード編~
緊張を和らげる方法で、
個人的に効果があったこと、
実際に心掛けていることを書いてみます。
歌や演奏に関しては、しっかり準備しても緊張はするので、
緊張しなくなるために、
個人的に、
効果的だと思う事は、
1、普段から緊張の負荷をかけて
緊張に慣れることです。
つまり、
もっと緊張する場所で演奏すると、
次は
同程度の場面では緊張しなくなる。
ということに気づき、
それを利用しています。
→ という事はプレッシャーに1度は震えなくてはいけません。笑
(で、これは期間が空くと、また振り出しにもどります。)
あとは、本番までにカンペなどは全て排除して、
2,練習やリハーサルでは間違えられるだけ、間違う。
→ 1度間違えると驚くほど覚えます。
「間違い癖」というのもあるので、
完璧を目指してても間違えるというニュアンスです。
または、日常から小さな挑戦を沢山して、
3,小さな恥を日常的にかくように
していて、
その積み重ねで、
恥をかくことに耐性ができて、
恥かくことに対して、覚悟がしやすくなる気がします。
→ 結果、ミスに対する恐怖心が少し減ります。
ここまでは、少しハードな方法でした。
緊張を和らげる方法。~ソフト編~
ここからは、ソフト編です。
あと最近読んだ本で、
日常の過ごし方で、体内のホルモンの「セロトニン」を増やすことが効果的だと知り、
以下の事に気を付けて過ごしてみたら、
本当に、メンタルが強くなり、緊張に強くなった気がします。
1,日常生活では、
● 良く寝る。
● よく笑う。
● お酒を控える。(←お酒をいつも飲む人は、しばらくやめるとすごくメンタルが強くなりますよ。)
● バナナを食べる。
● 牛肉を食べる
2,身体的には、
● 朝日を浴びる。
● 散歩する。
● 軽い運動をする。
● ストレッチする。
● マッサージに行く。(←すっごく声がでます。頼りすぎると良くないですが)
● 健康的な生活をおくる。
● 身体を冷やさない。
3,メンタル的には、
● 自己暗示をかける。
● 深呼吸する。
● 事前にイメージトレーニングを行う。
● 瞑想する。
4,当日は、
● 当日の会場に入ったら、平常心で他の人と話す。
(←緊張したら黙ってしまいがちですよね)
● 可能な限り、その会場内の端から端まで歩いて、空気を感じてそこに慣れる。
● 客席からステージを見る。
● ほかの人が音を出し始めたら、それに合わせて、リハ―サル前から自由に声を出しておく。
● しっかり抜かりなく準備する。
5,日頃の心の持ちようとして、
● 普段から人のパフォーマンスをジャッジしすぎない。
● 良いところを見る習慣を身につける。
● 自分へのダメ出しを減らす。
(↑ 思考回路も習慣のクセなので、紙に書いたり、言ったりしてなるべく良い考えでいられるようクセをつけます。これも、日々の積み重ねで良くなります。)
上記は経験から良かったことです。
私の鉄板の方法。
ここからは、不思議編です。
私の鉄板(必ずうまくいく)の方法で、
近年、気付いて実践していることです。
それは、
感謝すること
と、
その場にいる全ての人の
幸せを祈ること
です。
緊張の場面では、最終的に神頼みのような感じになることもありますが、
上手くいくように祈るというよりも、
全力で感謝する事で頭を満たすことにしています。
これも科学的な根拠があるそうなのですが、
具体的な方法として、
感謝とは、その場に立てていること、無事その日を迎えられたことだけでなく、
ご先祖様にも、全ての自分のDNAに対してと、宇宙に対してと、
ものすごい確率で生まれてきたことに感謝して、
歌を作り上げるうえでのお世話になった全ての方々に感謝して、
そこからは、
その場にいるお客様が、生まれてきた事を祝福して、
同じ時代の同じ空間にいる事に感謝して。。
一緒に生命を喜び合う、ようなイメージをもって本番に臨んでいます。
そこまでイメージすると、ある程度脳を使うので、
緊張が忘れられるのも大きいです。笑
個人的には、
これをやるのとやらないのとでは、会場の空気感、自分のパフォーマンスが全く違います。
もしも拒否反応が起きなければぜひお試しください。笑
そして、
こちらの本が、かなり参考になりました。
私にとってまさに救世主でした。
おススメです。
以上、今日は「緊張の対処法」についてでした。
お読みいただきありがとうございます。
2月にリリースした私達の楽曲です。お時間ございましたら。