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オペア:国際的な子育て交流


Au pair
(オペアまたはオーペア)どんな職業の方か聞いたことありますか?



フランス語”対等の立場で”というのが語源で、若者の国際交流を手助けをするプログラム、またそのプログラムを利用している人のことを表す言葉の事です。



簡単に言うと、Babysitter(ベビーシッター) やNanny(ナニー)のような子供のお世話をお仕事としている方のこと。



アメリカでは共働きの夫婦が多いので、親族が近くにいない家庭は、ベビーシッター、ナニー、もしくはオペアのヘルプを利用して、キャリアも家庭も両立している様子。



そこで、このベビーシッター、ナニー、オペアの違いは何でしょうか?

  • ベビーシッターは保護者不在の時に、一時的に子供のお世話をする方

  • ナニーはベビーシッターの業務プラス子供の教育に年単位で関わる方でHousework(家の仕事の)お手伝いもすることもあるようです。

  • オペアはTemporarily(一時的に)家族の一員としてホストファミリーと同じ屋根の下で一緒に生活をしながら子供のお世話をする方、住む部屋、お小遣いも頂け、国際交流のあるお仕事


    オペアで働くためには、日本からは交流訪問ビザ(J1)をもらった上で、最低12ヶ月過ごすことになります。


    生活する家が一緒だと、24/7 (24時間7日間:毎日を表すのに、英語ではTwenty-four Sevenという言い方をします)、お休みがないのかなと印象になると思いますが、その辺はしっかりと取り決めがあるようですし、自分の学習の時間も確保できたりするようです。



    日常英会話ができている方で、子供好き、世話好きであれば、きっと良いOpportunity(機会)になりますね。


    ちなみにオペアになる条件は、、

  • 年齢:18〜26歳

  • 日本の自動車免許を取得

  • 子供好き、お世話を楽しめる事

  • 最低200時間の保育経験者 (実子以外)

  • 高校卒業していること

  • 日常英会話ができること

  • 犯罪歴なし

  • 独身、扶養家族なし

  • ホストファミリーと1年過ごしたい人


    アメリカでは、ブラジル、コロンビア、メキシコ、ドイツ、南アフリカ、イタリア、フランスなどから毎年2万人弱がオペアで来られるとの事です。



    ホストファミリーの子供に第二ヶ国語を身近に感じてもらえる良い機会ですし、オペアで渡米することでカルチャーと言語を学べる機会、お互いにとってwin-winですね。



    オペアのサービスを利用している家庭は、経済的に余裕のある家庭が多いように見受けます。バケーションも定期的にとられる家庭が多いので、オペアをしながら、どこかへ旅行も一緒に連れて行ってもらえたりもするようです^^



    知り合いでオペアをしているフランス人の方がいましたが、ホストファミリーとは第二の家族のように、オペアのプログラムが終わってからも交流を続けていました。



    日常英会話が条件とはされていますが、私のファミリードクターは沖縄出身の女の子がオペアだと話していました。ドクターは日本人とのハーフの方なので、日本語を話してくれるオペアを探していたようです。



    このように、英語はちょっと自信がないけれど、という方もホストファミリーが日本語話せるオペアを探しているとしたら、オペアの条件もクリアになりそうですね?!


    最後まで読んでくださってありがとうございました!

    皆さん素敵な1日をお過ごしください♪