VTuberがやってるクラウドファンディングは6割が失敗しているらしい。失敗するクラファンと成功するクラファンの違い
餅月ひまりさんがbambooさんをよんで「クラウドファンディング」の解説をする動画がめちゃくちゃ面白い。
クラファンをやろうと思ってる人だけじゃなくて、Ci-enみたいな支援サイト使ってる人も全員見たほうがいいよこの動画!
お金が絡むときの「我」の出し方というのがよくわかります
絵師さんとか配信者など、ファンビジネスをやってる人で「お金」が絡んだときにいつものノリでファンの人に接してしまう人がいます。とくに最近はスパチャの影響で「お金」が軽いイメージでとらえられがちです。
ところが、グッズを出したりクラファンをやる場合はこれではいけないのだよということが丁寧に語られています。
VTuberがやってるクラウドファンディングは6割が失敗している
「クラウドファンディング」というものの考え方を根本から勘違いしている人が多いからだという。ファンの投げ銭とはまったく事情が違う。
ファンを金づるとしか思ってないやつすらいる。あまりに舐めてるとそこでV活動そのものが終わる人も。
逆にめちゃくちゃ成功した例として13倍ストレッチゴールを達成したこの例などがある。(私も出資しました!)
夢を語るだけならいいけど、夢に他人を巻き込むのであれば「支援者に夢を見させつつ自分はとことん現実的に」やる必要がある
お金を投げて終わりのスパチャと違い、クラファンの場合、参加者もプロジェクトの一員という感じなのでかなりシビアになる。
だから当然自分たちは現実的な計画や予算を立てて出資者に納得してもらわなければいけない。リターンだけよければいいやろみたいな話ではない。
何より大事なのがプロジェクトメンバーのコミット。
クラファンは無から金を集める道具ではなくてもともとちゃんとした企画やプロジェクトをパワーアップさせるためのブースター
「事前に売り上げの数字が見える」以外はいたってまっとうなプロジェクト、になってないといけない。
ファンに提示する際に商品コンセプトを明示できないならその時点で終わり
クラファンはファンの支援じゃなくて「出資者の査定」を得る場所。
ファンだから甘目ではあるけど、むしろVTuberたちがどれだけ自分たちのことを大事に思ってくれてるかを測られる。
そこでむしり取ろうとしてたらガチ恋も冷める。
まず自分たちでコンセプトを固め、それからメン限と会議→一般にはジワジワ情報を出して、ようやくプロジェクトページ
出資者たちのやりとりで「お互いにワクワクする瞬間」がないならうまくいかない。
物で釣るような考え方は最悪で、「自分がやりたいものをお届けする」のがクラウドファンディング。リターンはプラスアルファとか企画の記念品。
リターンで予算を大幅に使って本丸の商品がクソだったプロジェクトは未来永劫信頼されなくなるゾ!
作戦会議は動画だけじゃなくてDiscordおすすめらしい
ちゃんと会議して仲間意識を高めていくと、「達成したときの喜びが三倍くらいになる」という。さらに言うとファンのことがさらに好きになって関係が良くなる。
というわけで、さっそく入りました。
私はスパチャやメンバーシップなどYouTubeに対してはお金を払わない主義なのですが、その分クラファンなんかは面白いのあったら喜んで課金するつもりです。頭が古いので形があるものにお金使いたいのですよね。
「期間ギリギリで100%到達するかしないか」みたいな格好悪いプロジェクトは成功しない
クラファンのだいご味はストレッチゴール。届けたいものが100%完璧な形で届けられるのは当たり前で、そこから超過分によるロマンを見るような話でないと、話題にならない。
そういう意味でも最初にリターン詰め込むみたいなのはダメっす。
クラファンでお金を出してくれるタイプのファンだけを見てたらそれはそれで失敗する
クラファンは土台が大事。普段から見てくれてるファンや、拡散してくれるファン。興味を持ってくれる野次馬も巻き込んでお祭りを起こさないといけない。(クラファンは苦手だから製品が出てから買うという人もいる)ここで金出してくれそうな人だけを見てると祭りの規模が小さくなってしょんぼりゴールになる!
VTuberのクラファンでお勧めなのは、普段一つ一つ返せてないお礼のラブレター
クラファンの時にしかできないコミュニケーションというのがある。
VTuberは普段デジタルでのコミュニケーション(カロリーもコストも低い)が多いので軽視されがちだけれど、商品グッズの際は「カロリーはかかるけどコストがかからないもの」をやるチャンス。これはBOOTHとかでもやってる人いるけどクラファンでやらない理由がない
ファンにとっても「〇〇はわしが育てた」といえるチャンス
おまけ ほかの活動をチェックしてみるとより課題が見えてくる
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