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GFX50SⅡ vs GFX100S

すまん。
今回も機材比較だぜえ!!

今回は一味違うので安心してください。
GFXについては両方買えとか言わないですから。
おもしろい例えも思いつかないです。
とても素晴らしいプロダクトです。

GFXはフルサイズよりもセンサーの大きい中判サイズのデジタルカメラです。
この両機は、結構違います。
見た目は一緒だけど、価格と画素が大きく違う。

50SⅡ   は 49万円で 5140万画素
100S   は 69万円で 1億200万画素

どれくらい違うかと言うと、

ロッチの中岡創一  
ラーメンズの片桐仁 

くらい違います。

はい、そうなんです。
どちらも最高のコント師ですが、お笑いの内容が全然違いますよね。
そう、求められるものが違うんです。
そういう事です。

は?

詳細はこちらのYouTubeをご覧ください。
結論から申し上げますと、
私は GFX50SⅡ (中岡さん) が合いました。

ここでは、フルサイズと比べた中判デジと、50SⅡと100S、それぞれの好きなところ、思うところを感覚と写真でご紹介します。

フルサイズと比べた中判デジの感覚

①ホームランが出やすい

RAWの質が非常に高くて、プリセットを当てただけで、アッとなる確率が高いです。

Hasselblad X1DII 50C
Sony a7Ⅲ

あれ、本当に同じプリセット当てた?笑
写真の質が全然違います。
とにかく線が細く、色がリアル、立体感が出る。

②三振か3ランホームランか。

フルサイズと比べると、中判デジは物理的にパシャパシャ撮れないので、総撮影枚数自体は少なくなります。

フルサイズは70%の質を1時間で20枚出してくれて、中判デジは90%以上の質を1時間で5枚出してくれる。そんな感じです。

なので、撮影技術が高いほど、撮影が1シャッターで終わる可能性があるのが中判デジ。逆に複数枚合格点の写真を出さないといけない時はフルサイズの方が安心。

GFX50SⅡ × GF80mmF1.7

③クオリティへの保険→ 中判
 タスク完了への保険→フルサイズ

ほんこれかもしれん。スタジオでカメラを使う時、中判を持っていると安心するけど、タスクが終わるか心配すぎてフルサイズを持っていってしまう時がある。逆に、前撮り撮影や七五三などのロケ撮影は、中判は動きまわるお子様を撮るのは不向きなのでフルサイズメインだけど、お客様がアッと思う写真を残したくて中判を持っていってしまうことがある。

中判デジ
フルサイズ
GFX50SⅡ の好きなところ

①質感、良い。

髪の毛や肌の描写が素晴らしく、フルサイズで条件が揃って、たまに撮れた!と思う描写の写真があるじゃないですか。それを毎回得られちゃいます。

「なんかいい」が存在している

②撮影時のストレスが少ない。

100Sよりもデータのバッファが少なく、快適です。
オートフォーカスもそんなに悪くない。
まあ、中判デジにオートフォーカスを求めちゃいけませんが。

③撮影後のストレスも少ない。

データの大きさが100Sの7割くらいなので、編集の時に扱いやすいです。

100SはJPEGでこれよ。
まだ、これくらいなら。

△ GFX50SⅡの思うところ

正直、中判デジはこういうものと思って買えば、思うことは無いです。良くも悪くも予想通り。とってもいいです。

GFX100S の好きなところ

①解像度が半端ないです。
見てもらったほうが早い。

拡大前
もっと拡大できますが止めておきます。。

とにかく、線の細さがフルサイズとは異次元です。
解像度については、50SⅡも勝てないです。
髪の毛や服の繊維の描写などが秀逸。

②写真が重い

写真データに質量を感じるくらい密度の高い写真が撮れます。



あれ、質量?密度?、、、、



そう!私の術式!!!

自らに仮想の質量を付与する

星の怒り(ボンバイエ)、、、、!!!




特給術師 九十九由基

さて、冗談は顔だけにしまして、、、

GFX100S の思うところ

GFX100Sはとにかく、良い写真を出してくれますが、それを手に入れるまでのプロセスにもの凄くストレスを感じます。

中判デジの1億画素なのに、50SⅡと同じでSDしか差せず、書き込みにすごく時間がかかります。なんでCF対応してないねん。

また、1枚1枚のデータが重いので編集もモッサリなること多かったです。

ハッセルのX2Dは内臓ストレージありだぞ!
このヤロ!

あ、僕の各社の中判デジのイメージを共有します。

中判デジのイメージ ※僕の見解です

PENTAX 645Z

ハッセル X2D

Phase one IQ4

まとめ

私はロッチ中岡さんが1番しっくりきました。
値段はフルサイズの高画素機よりも安いくらいですし、描写も申し分ないです。ラーメンズ片桐さんは「わかる人にはわかる」感じなので、眼が肥えている人はそっちの方が合うかもしれないです。

どれだけ、自分がそのカメラを手にして楽しめるか。カメラの選び方は人それぞれなので、惑わされずに、自分の基準をしっかりもって選びたいですね!

では。

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