日常は儚い

当たり前の日々が
こんな形で終わりを告げるなんて
想像もつかなかっただろう？

またあした、が
もう2度と来ない事が
この世の中にもあるんだよ。

君たちはまだ若いから
短絡的に、自分が損した。って
感じてしまうかもしれないけども。

なぜ、こんな出来事が
これだけたくさんの若者の前に
現れるのか、体験せねばならないのか、を
改めて考えて欲しいんだ。

君たちが過ごしている今は
実は有り難い日々だったわけで。

素晴らしい奇跡の連続だったわけで。

当たり前の時間なんか
この世にはなかったわけだ。

昨日まで関係のないと
信じて疑わなかった権力者への
恨み節を言う前に。

どうか自分の時間を
生きて欲しいと、
僕は切に願う。