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銀行出身の私が、独立系FPの道を選んだ理由

買い物をするとき、「大手だから」「よく知ってるブランドだから」という理由で選んだことはありますか?
新卒の就職活動でも、大企業は学生からの圧倒的な人気が集まります。

だけど、「大手だから安心」というのは本当でしょうか?

今日は、新卒で大手銀行に入行した私が、
「独立系FP」という個人の看板で活動することになった理由をお話しします。

最近の銀行は「なんでもやさん」?


就職活動を無事乗り越え、大手都市銀行に入行。

当時23歳の私は、金融機関の仕組み、社会の仕組みを肌で感じることになります。

銀行といえば、昔は単に「お金を貸し借りするところ」でした。
しかし平成以降、法律が徐々に緩和され、現在では保険商品や投資商品の販売も可能に。

長引く低金利政策やネット銀行の台頭などにより、従来の「お金の貸し借り」だけでは成り立たず、
保険や投資といった金融サービス全般に力を入れています。

だから、窓口に立つ営業担当者さんにとっては、単に事務処理を担当する時代は終わり。
預金口座を持つお客さんに、いかに新しい商品を「買ってもらうか」を日々考えています。

厳しいノルマ、問われるモラル


これまでに保険や投資信託などの営業を受けたことのある人は感じたかもしれませんが、

こういう金融商品って、
一般人には「よくわからない」んですよね。


たくさんの数字が並んでいて、


○年後に○%増えて、いくらになって、、、、


って、それは一体、良いの悪いの??


○%と言われても、
それが高いか低いかの判断すらつかない。

でも、目の前の優しくて誠実そうなお兄さん(お姉さん)から説明されると、
なんとなく「そういうものなのかな~」と納得してしまうんですよね。

「大手の○○銀行さんの言うことだから」と、安心してしまう。

でもちょっと待って。

銀行さんが「売りたい」商品と、私たちが「買いたい」商品は違う


想像してみてください。

仮にあなたが「ノルマに追われる営業マン」だとしたら?
部長から「月末までに目標必達」と毎日圧をかけられていたら?

それでも本当に、目の前の人にとって「ベストな」選択が取れますか?

銀行そのものが悪いわけでは決してありません。

都会の一等地に便利な支店を構えて、
24時間いつでも使えるATMを全国に配置して、
ご高齢者の自宅に営業マンが一人一人足を運ぶ営業スタイル。

これは大手にしかできず、
社会にとって必要なビジネスです。

大きな看板はいらない。「本当に良いものだけ」を人に勧めたい。


だけど、私自身のキャリアとして考えた時に、
「会社が売りたいものを売る」ことを本当にやっていきたいのか。

キャリアに悩んでいたタイミングで、
ちょうど「独立系FP」という仕事に出会いました。

大手の看板はない。
だけど、余計なノルマもしがらみもない。

自分が目で見て、本当に良いと思ったものだけを目の前のお客様に提案する。
人生全体に寄り添って、必要なサポートができる。

私がやりたい仕事はこれだ、と確信しました。

自分自身の信用が命。
だから、嫌な商品なんて、相手のためにも自分のためにも紹介できない。

目の前の人に信頼してもらい、
その信頼が少しずつ広がっていく。

そんな人間でありたいと心に誓い、
独立系FPとして、今日も前に進んでいきます☺️

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