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捲土重来

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3.11で経済的打撃を受け、社員に横領され、詐欺に会い、50人いた社員が自分一人になり、ゼロベースから再度攻めに入る経営者の再起現在進行形の話。 コロナ禍で苦悩する経営者達のお役…
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2020年9月の記事一覧

来年三月まで地方都市が持ちこたえるには?を考える。

来年三月まで地方都市が持ちこたえるには?を考える。

お世話になった方の会社が解散した。との連絡を昨日いただいた。

代表者の責任感の強さを察すると、いたたまれない気持ちです。
断腸の想いだったと思います。

コロナ禍で売り上げ減の多い順で、
一、飲食
二、アパレル
三、観光(宿泊)
だそうです。
が、いずれも出金を減らしますので、外注先の売り上げも激減します。

「広告」

お世話になった方の会社も、広告業界でした。
おそらく残資金のあるうちに解散

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観光庁申請が落選した後のやり取り。

観光庁申請が落選した後のやり取り。

7月末に出した観光庁の宿泊施設アドバイザー派遣の申請書が、残念ながら採択されなかった。私は申請費用をいただいて情報をまとめる。
ので、採択されないと、とても「気が重い」。

が、駄目だった旨を報告するのは責務だ。そうした時にどのように切り返していただけるかで、その地域、人達と付き合っていこうと思うかどうかが決まる。

以下がやり取りです。ここ北海道の倶知安の皆さんとは、是非また挑戦したい。そして、

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ワーケーションを掘り下げる。

ワーケーションを掘り下げる。

◎ ワーケーションの課題
<実施側(企業・社員)の課題>
• 労務管理等のマネジメントの仕組みや規程の整備。
• 特定の業種や職種に限定される。社内にテレワークやワーケーションに適さない職種があることも多く、こうした状況において制度導入に対する社内や労組との調整などのハードルが高いことが予想される。
• 仕事とプライベート切り分け方
 <受け入れ側(地方・ホテル)の課題>

• ワーケーションを積

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ワ―ケーションを掘り下げる。

ワ―ケーションを掘り下げる。

・ ワーケーションとブレ(リ)ジャー(bleisure=business+leisure)
出張に有給休暇を追加して仕事が終わった後に訪問した地域で観光をするブレジャーは、今欧米で注目されている。

ヒルトンホテルが実施したアンケートでは、ミレニアル世代(25-35歳)の70%が出張日程を延長して観光をしたいと回答している。
また、法人向け旅行を専門に扱っているEgenciaが公表したデータによる

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ワーケーション を掘り下げる<海外におけるワーケーション>

ワーケーション を掘り下げる<海外におけるワーケーション>

• エクスペディアが公表した有給休暇国際比較調査2018年では、日本人の有給取得率は50%と、3年連続最下位となっている。
https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2018/

<海外におけるワーケーション>
・海外でのワーケーションは、ノマドワーカーのような世界中の様々な場所を転々としながら仕事をして、滞在した土地

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ワーケーション を掘り下げる<日本におけるワーケーションについて>

ワーケーション を掘り下げる<日本におけるワーケーションについて>

• コロナウイルス感染症拡大前の2019年に、株式会社アドリブワークスが全国20~60代男女を対象に実施したワーケーションの意識調査によれば、ワーケーションに取り組みたいと考えている人の約40%が東京都在住、半数以上が関東圏在住であった。
https://honichi.com/news/2020/03/30/workation/
https://prtimes.jp/main/html/rd/

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ワーケーション <日本におけるワーケーションについて>

ワーケーション <日本におけるワーケーションについて>

> 日本ではJALが2017年よりワーケーションを導入している。受け入れ自治体では和歌山県が2017年に全国の自治体に先駆けてワーケーション推進し、様々な誘致施策、環境整備をしている。和歌山県に続き、長野県でも2018年にワーケーション誘致の推進をスタートしている。

>ワーケーション先進地である両県を筆頭に、ワーケーション自治体協議会(WAJ)が2019年に設立され、日本におけるワーケーション誘

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