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誕生日の朝

おはようございます。
私事ですが、本日が誕生日で、42歳になりました。
いつぐらいからだったか忘れましたが、
誕生日を迎える度に、この歳の頃、父は何をどういう時期だったのか、ということを思うようになりました。
父と僕とは26歳離れているので、要は26年前のことを思い出そうとしている感じです。

父が結婚したのが25歳、僕は33歳。ここは時代の差ということで…。
子どもが生まれたのが26歳、僕は36歳。3人目は30歳と40歳。
家を建てたのが40歳、僕はマンション購入が34歳、家を建てたのが40歳。
時代が違うので比べても意味はないのだけど、やはりつい意識してしまう。
父が42歳の時、僕は高校1年生でした。
気持ち的にはあの時とそんなに変わっていないような気もしますが、
もうそんなに時が経ったのか、としみじみ思います。

話は変わって今朝の『らんまん』。
昨日の寿恵子の「戦場」も見事でしたが、
今回もいい会でしたね!

広瀬佑一郎のモデル、広井勇は土木工学の父と言われている人物ですが、札幌農学校で活躍したこともあり、北海道に大きな足跡を残しています。
私の生まれ故郷の小樽にも、確か像があったはず。

で、嫌なキャラクターとして描かれる美作教授。
モデルとなったであろう箕作佳吉は、『らんまん』作中では数少ない慶應義塾出身者(初期の帝大には、慶應出身の教授が結構いたようです)。
実際は牧野富太郎博士の支援をした人物のようですが、ドラマ化にあたって役割が微妙にずれてしまったようです。
慶應卒としてはちょっと残念だったりします(苦笑)。

慶應と言えば、今日、甲子園で慶應義塾高校の試合がありますが、
仕事中なのでもちろん観戦はできません。
私自身の出身高校ではないので、甲子園出場が決まった時も、「そうなんだ」というくらいの気持ちではありましたが、北陸高校との試合をテレビで見ていて、大学と同じ塾歌が流れてきたときは、やはり「おおっ!」となりましたね。
応援席には多数の同窓生(塾員といいます)が集っていて、圧倒的な雰囲気。それを嬉しく思う気持ちもある一方で、相手チームとしてみたらやりにくいのかも…という気持ちもあったり。

その他にも、つい、旧制一中の伝統を引き継ぐ公立進学校などが甲子園に出ると応援したくなってしまうところもあります。
僕自身も所謂旧制一中の伝統を引き継ぐ高校の出身なので、そういう学校の卒業生と会うと共通する空気のようなものを感じたりするのですが、
そういう話は、そこに属さない人からしたら嫌な気持ちになるだろうな、という気もします。
ちなみに、「旧制一中」については、小林哲夫さんのこの本が詳しいです。


自分自身への反省も込めて書きますが、つい「文武両道」や「伝統」を掲げる学校を応援したくなってしまいがちで、それは、新たに挑戦しようとする側からしたら、本当に失礼なことだと思います。
皆、一生懸命やっている。そのことに対する敬意は忘れてはなりませんね。
(さりとて、応援すべきはすればよし!バランス難しい!)

そんなことを思った朝でした。
さて、仕事!

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